ピュリニーでドメーヌ・ルフレーヴと並んで最高峰の造り手と称賛される

 【エティエンヌ・ソゼ】

  〜Etienne Sauzet〜


 ソゼ家はフィロキセラ禍がフランス全土を襲う前、約150年前から葡萄栽培と菜園業を営んでいた旧家です。ドメーヌに名を冠する創設者エティエンヌ・ソゼは、1925年 結婚を機に夫人の実家からもたらされたわずか数ヘクタールの相続畑を元にドメーヌを興しました。

 

 二代目の現当主ジェラール・ブード氏は、エティエンヌ・ソゼ氏の孫娘のジャニーヌ氏の婿で、ソゼ氏の死去後1975年にドメーヌを引き継ぎましたが、その時点で所有する畑は12haで、栄光のドメーヌに相応しいものでした。

 ブルゴーニュの葡萄畑が年々細分化され、かつ一つの畑に複数の所有者が存在する理由に、ナポレオン法典以来の均分相続制があることは周知の通りですが、ソゼ家にもこの問題が降りかかります。  1991年に、娘の嫁ぎ先であるポマールのジャン・マルク・ボワイヨとの遺産相続問題から、葡萄畑は3分の2の9haまで減少してしまうのです。

 下表は、エティエンヌ・ソゼの所有畑一覧表ですので、参考にして下さい。それぞれの畑でのワインの生産本数(概算)は1ヘクタール当たりの平均年での葡萄収量から、「4000本x所有面積(ha)」の算出式でおおよその目安が分かります。例えば自家畑からの葡萄で造る看板ワインの特級バタール・モンラッシェの場合、「4000x0.14」で、2樽、約600本の生産量となります。  

 自家畑からの葡萄だけでは旧来からの顧客に十分な商品を提供はできないことから、ジェラール・ブード氏はドメーヌの肩書きを捨て、信頼できる栽培農家から葡萄を買うネゴシアン事業を開始することで必要量を補うことにしました。

 

 1991年ヴィンテージからラベルには、ドメーヌの文字はありません。しかし、特級畑バタール・モンラッシェやビアンヴニュー・バタール・モンラッシェは手元に残っており、決してそのグオリティが落ちることはありません。  むしろ、一部ネゴシアン事業を始めたことで、従来から持っていたクリマに加え、100%買い葡萄で造る銘柄も新たにソゼのラインアップに加わりました。その代表銘柄が特級モンラッシェとシュヴァリエ・モンラッシェです。

 2008年11月発刊の美術出版社のワイナート47号は、「モンラッシェ特集」でしたが、この中でエティエンヌ・ソゼとそのモンラッシェが、下の写真の通り大きく紹介されています。

 ドメーヌの看板を外すという苦しい決断が、結果的には、エティエンヌ・ソゼがピュリニーにおいて、ドメーヌ ルフレーヴと並んで最高峰の造り手と称賛されるまでに評価を引き上げたと言えるでしょう。

 エティエンヌ・ソゼのワインの詳細については、各商品ページをご覧下さい。
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