小さな村に五つの偉大な特級畑

【モレ・サン・ドニ 〜Morey-Saint-Denis〜】

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 モレ・サン・ドニは、有名なジュヴレイ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニー村に挟まれているため、両隣の村に比べるとやや見劣りすると言われた時期もありましたが、有力生産者の出現や村全体での努力もあり、今やブルゴーニュ注目の生産地となっています。

 モレ・サンドニで特筆すべきは、比較的小さな村ながら次のとおり特級畑が5つもあり、村の栽培面積136haの3割にあたる41haをこの特級畑が占めるという質の高さにあります。そのためモレ・サン・ドニの醸造家たちは「小さな村に偉大なテロワールがある」ことを誇りにしています。

下にモレ・サン・ドニの葡萄畑の概略地図を掲載していますが、これはブルゴーニュ・ラヴァーのバイブルである「ブルゴーニュワイン大全」等の関係資料に基づき、当店店長がエクセルで描画した概略図ですので、縮尺(畑の広さ)は正確ではありませんが、畑の位置関係はよく分かるとおもいますので参考にして下さい。

【モレ・サン・ドニの五つの特級畑】

.ロ・ド・ラ・ロッシュ[Clos de la Roche]

(16.9ha。モレ・サン・ドニを代表するグラン・クリュ。ポンソは3.35haを所有する最大地主)

▲ロ・サン・ドニ[Clos St-Denis]

(6.62ha。モレ・サン・ドニの村名のもととなった由緒あるクリマ)

クロ・デ・ランブレイ[Clos des Lambrays]

(8.84ha。95%をドメーヌ・デ・ランブレイDomaine des Lambraysが所有)

ぅロ・ド・タール[Clos de Tart]

(7.53ha。モメサンの単独所有畑)

ゥ椒鵐漫Ε沺璽襦Bonnes Mares]

(モレ・サン・ドニに1.51haシャンボール・ミュジニーに13.54ha)

 しかし、コート・ドールの偉大な銘醸地ジュヴレ・シャンベルタンと北側で、シャンボール・ミュジニーには南側で接しているため、この影響をうけ、モレ・サン・ドニのワインは南北で大きく性格が異なることとなり、村の北側畑から造られるワインはジュヴレ・シャンベルタンに似て濃厚で力強く、南側はシャンボール・ミュジニーに似て果実味に富み、滑らかで優雅なワインと言われます。

 5つの特級畑の場合では、ジュヴレ側の「クロ・ド・ラ・ロッシュ」や「クロ・サン・ドニ」はリッチでたくましいスタイル。中間に位置する「クロ・デ・ランブレイ」はクラシックでフィネスが豊かなスタイル。シャンボール側の「クロ・ド・タール」や「ボンヌ・マール」は濃厚な果実味とフィネスの融合したスタイルが特徴となります。

 モレ・サン・ドニのワインの歴史は修道院の存在を抜きにすることはできません。特級クロ・ド・タールやクロ・デ・ランブレイ、ジョルジュ・ルーミエのモノポールで有名な一級畑ラ・ビュシェールなどは修道院が取得・発展させたもので、今でも当時の名前のままクリマに残っています。

 現在のモレ・サン・ドニを代表するスターは、ドメーヌ・デュジャックとドメーヌ・ポンソです。前者のドメーヌ・デュジャックはジャック・セイス氏が脱サラして1968年に創設した新興ドメーヌ、後者のドメーヌ・ポンソは1872年創設の特級畑クロ・ド・ラ・ロッシュの最大地主という老舗名門ドメーヌで、両ドメーヌは対極の存在ですが、共にブルゴーニュの超一流生産者の証である「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランスの三ツ星生産者で、モレ・サン・ドニのワインを今日の地位にまで引き上げた功労者です。

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