[ドメーヌ・コント・ラフォン]と[ドメーヌ・コシュ・デュリ]の二大巨匠を擁する

世界的に有名な白ワイン銘醸地【ムルソー 〜Meursault〜】

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 ムルソーは、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェと並ぶブルゴーニュ最高の白ワインの生産地として知られており、これら三つの村を合わせてブルゴーニュの「コート・デ・ブラン(Cote des Blancs=白い丘)」とも称されています。

 しかし不思議なことに世界有数の白ワインの銘醸地ムルソーには特級畑はありません。その理由は、格付け当時地主たちが高い税金を避けるためだったと言われています。既に高い名声を得ていた畑の持ち主にとって、格付けは不要だったのかもしれません。

 

 その真偽は別としても、ムルソーの高名を支えている18のプルミエ・クリュの質の高さと安定性は抜群で、特にムルソー最良の一級畑と評される「ペリエール」、「ジュヌヴリエール」、「シャルム」、「グット・ドール」の芳醇な果実味とリッチなテクスチャーは素晴らしく、四大一級畑と呼ばれています。

下にムルソー葡萄畑の概略地図を掲載しましたのでご覧下さい。この概略地図はブルゴーニュワイン大全等の資料を基に当店店長がエクセルで描画したものですので、縮尺(畑の広さ)は正確ではありませんが、畑の位置関係や方位の理解の参考になると思います。

 

 一級畑ペリエールが石切り場という意味を持つことからわかるように、ムルソーは石灰岩やジュラ紀泥灰岩を母岩とする土壌で、これがミネラル豊かな葡萄を育てます。また、四大一級畑の一つ「グット・ドール(Les Gouttes d'Ore」は「黄金の滴」という意味ですが、この名前からは秋の収穫期に黄金色に染まったムルソーの葡萄畑が連想されます。

 ムルソーの白ワインを有名にしているもう一つの要因は、造り手である地元ドメーヌの葡萄栽培と醸造技術の素晴らしさです。

 

 中でもドメーヌ・コント・ラフォンとドメーヌ・コシュ・デュリはムルソーを代表すると同時に世界最高峰の白ワインの生産者です。

 ドメーヌ・コント・ラフォンは「ムルソーの巨匠」、ドメーヌ・コシュ・デュリは「シャルドネの神様」あるいは「白の魔術師」と称えられる二つの傑出したドメーヌは、2006年にデキャンタ誌が発表した「世界の白ワイントップ生産者10傑」では、コント・ラフォンは第2位、コシュ・デュリは第5位に選出されています。

 

 この二つのドメーヌが造る極上のワインは生産量が少なく希少性があるうえに、桁外れの人気のために、リリース後直ぐに市場から消え去るワインラヴァー垂涎の逸品となっているのです。

 ムルソーではコシュ・デュリとコント・ラフォンが「二大巨頭」と呼ばれてきましたが、1989年にジャン・マルク・ルーロが父ギィ・ルーロから代替わりしたドメーヌ・ルーロが、1999年から有機農法に転換し、上質の葡萄栽培とテロワールを重視した純粋さの際立つワインを造り、これまでの優良ドメーヌを超一流ドメーヌに育て上げ、この二大巨頭に続く最高水準の評価を得ており、今では「ムルソー御三家」と称えられています。

 このムルソー御三家以外にも、最上の畑ペリエールの中に石垣で囲われた特別の区画「クロ・デ・ペリエール」を単独所有するアルベール・グリヴォやルフレーヴの醸造長を20年間務めたピエール・モレ、更に100年を超える古樹から造るシャルムで名高いフランソワ・ミクルスキ、ムルソー三大畑を全て所有しているイヴ・ボワイエ・マルトノ等優良生産者は枚挙にいとまなく、ムルソーの生産者のレベルの高さを示しています。

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