特級クロ・ヴージョ グラン・モーペルテュイ2021[ドメーヌ・ミシェル・グロ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 43,890円(税込)
在庫数 1本
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名門グロ家の嫡流ドメーヌが誇る極上の特級畑
霜害と病害により、収量が激減した最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[クロ・ヴージョ グラン・モーペルテュイ2021]


クロ・ド・ヴージョ最良の小区画グラン・モーペルテュイ中の僅か0.2haの極小区画から造る稀少品

 ブルゴーニュではグロの名前を冠したドメーヌが四つありますが、名門グロ一族の本家を継ぐ嫡流が六代目当主が運営するドメーヌ・ミシェル・グロです。アンヌ・グロを始め他のグロ一族のドメーヌ当主とは従兄妹関係になります。

 ミシェル・グロは、名醸造家ジャン・グロから引き継いだ数々の銘醸畑を所有していますが、中でも特級クロ・ヴージョ グラン・モーペルテュイとヴォーヌ・ロマネ一級クロ・デ・レアはドメーヌの二枚看板ワインです。

 こちらの商品は、ドメーヌ・ミシェル・グロがクロ・ド・ヴージョ最良の小区画グラン・モーペルテュイで造る最新ヴィンテージ2021年の[特級クロ・ヴージョ グラン・モーペルテュイ2021]です。

 ご承知の通り、特級畑クロ・ド・ヴージョは、その面積の広さからブルゴーニュ最大のグラン・クリュですが、地図を見て直ぐに分かるように、畑の上部はシャンボール・ミュジニーの珠玉の特級畑「ミュジニー」やフラジェ・エシェゾー村の特級畑「グラン・エシェゾー」に隣接しているのに対し、畑の下部は国道74号線にまで達しており、隣り村の村名格畑と同じ標高・立地条件にあります。従って、クロ・ド・ヴージョのワインは均一ではなく、しかも転売や相続などによる畑の細分化で生産者も多数であることから、まさに「玉石混交の特級ワイン」となっているのが現状です。

 1831年の資料によると、クロ・ド・ヴージョは上部の『水はけ良好な石灰質の土壌』が「教皇の畑」、中央の 『砂利の多い一帯』は「王の畑」、下部の『粘土質の一帯』が「修道士の畑」として扱われていました。

 通常、特級に相応しいワインは上部の畑から造られますが、下部の畑も同じ特級クロ・ド・ヴージョを名乗れる上に、生産者の技量も加わるので、期待外れのワインも多いことから消費者にとっては非常に選択が難しく、これが約1000年もの由緒ある歴史を有する偉大なクロ・ド・ヴージョに対する正当な評価を妨げているのではないかと思います。

 古来よりクロ・ド・ヴージョの畑は小区画の位置により品質が異なるとされており、その小区画が示された古地図も残存しています。しかし、多くの生産者はこの小区画名をエチケットにつけることなく、単に「クロ・ド・ヴージョ」として造っているのがほとんどで、これらの小区画名は捨てられたと同然の状態です。

 この中で例外と言える小区画が二つあり、それがドメーヌ・アンヌ・グロとミッシェル・グロ及びグレート・ヴィンテージの2009年限定でドメーヌ・メオ・カミュゼが付けた「グラン・モーペルテュイ」とグロ・フレール・エ・スールの「ミュジニ」で、いずれもこの好立地の小区画を際立たせるため、小区画名「グラン・モーペルテュイ」あるいは「ミュジニ」をエチケットにも表記しています。(*現在グロ・フレール・エ・スールは小区画名「ミュジニ」を表記していません)

 ミシェル・グロの所有する区画は、グラン・モーペルテュイ[Grand Maupertui]の小区画内にあり、グラン・ゼシェゾーに隣接する斜面上部の南向きの僅か0.20haの極小区画です。この区画付近は元々グロ一族が所有しており、これが相続により分割されたため、ミシェル・グロの0.20haの区画はアンヌ・グロの0.93haの区画と隣り合っています。下にグラン・モーペルテュイ付近の航空写真を掲載しておりますので、それぞれの畑の位置をご確認下さい。赤色で塗りつぶしている区画がドメーヌ・ミシェル・グロの所有区画です。



 ミシェル・グロのグラン・モーペルテュイは僅か0.20haで極小のため、生産本数が少ない上に、植樹されている葡萄が1986年に植え替えられたため、しばらくは市場で見かけることはありませんでした。しかし改植後30年を経過した2010年代後半から、ようやくドメーヌとして満足のいくクロ・ド・ヴージョが造られるようになりました。しかし、通常年で生産本数は僅か1000本の稀少キュヴェです。

 ロマネ・コンティを筆頭とする幾つかのモノポール(単独占有畑)を除き、通常一つの畑に複数の生産者が存在するブルゴーニュでは畑と生産者の組合せが重要ですが、ここクロ・ド・ヴージョにおいては、特に畑の区画位置と生産者の技量が品質の決定要因となります。その意味で、クロ・ド・ヴージョは最もブルゴーニュらしいワインと言えるのではないでしょうか。

 特にグラン・モーペルテュイは畑の上部で隣のフラジェ・エシェゾー村の特級畑グラン・ゼシェゾーに隣接するクロ・ド・ヴージョ最高と言われる小区画であるだけに、ミシェル・グロやアンヌ・グロのような優良生産者が他の多くのクロ・ド・ヴージョとの差別化を図り、銘酒クロ・ド・ヴージョの輝きを一日も早く取り戻して欲しいと一人のブルゴーニュ・ラヴァーとして心から願っています。

  最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。

 芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの被害はないものの、やはり収量は減少しており、ミシェル・グロの公式HPでは、2021年について、『高地のオート・コート・ド・ニュイは、芽吹きが遅く、霜害の被害は免れたものの、コート・ド・ニュイでは、収量の40%〜50%が失われた』と記しています。

 ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。

 この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品です。セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。

*エノテカ蠅函当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。


【商品内容】
商品名:特級クロ・ヴージョ
    グラン・モーペルテュイ2021

仏語名:2021 Clos Vougeot
    Grand Maupertui   

生産者:ドメーヌ・ミシェル・グロ
     (Domaine Michel Gros)

容量 :750m
タイプ:赤ワイン


ドメーヌ・ミシェル・グロの公式HPに於いて、2021年ヴィンテージ情報が発表されておりますので、参考までに全文を掲載いたします。ミシェル・グロのみならず、2021年のブルゴーニュ全体にほぼ共通するヴィンテージ情報としてお読みくださいませ。
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 2020年から2021年にかけての冬は温暖で湿度が高く、冬が開ける頃には土壌に十分な 水分が蓄えられていました。

 2月末に温かくなり、早期の芽吹きを心配しましたが、幸いにも 3月に入ると冷涼な気候に戻り、月末になって気温が上昇してきました。

 葡萄の成長サイクル が既に始まっている中、4月6、7、8日に霜が下りたとき、それは衝撃的な惨事となりました。 損害はとても深刻でしたが、区画による大きな差も見られました。丘の頂上付近の畑ではより 早くに成長が始まるため損害が大きく、成長の遅い平野の畑では比較的損害が限られていました。コート・ド・ニュイで失われた芽は平均すると 40~50%、オート・コート・ド・ニュイは 標高が高く、成長が遅いために霜害を完全に逃れていました。

 8月中旬から天候条件が改善され、葡萄の色づきや成熟が助けられました。葡萄の健全さはこの時点で満足のいくものでしたが、ウドンコ病の存在はたくさんの畑で認められ、 特にオート・コート・ド・ニュイで増加していました。

 収穫は 9月19日にコートで始まり、10月3日にオート・コートで終わりました。コー ト・ド・ニュイでの葡萄の健全さはとても満足度の高いものに留まり、選果も軽くする程度 で済みました。

 一方、オート・コート・ド・ニュイでは、特に 9 月末に雨が降り出したことか ら、葡萄の健全度が落ちてしまい、最良の品質だけを求めるために厳しい選果が必須となり ました。区画の中の一つはあまりに劣化がひどく、収穫さえも出来ませんでした。

 ここ最近の 3 つのヴィンテージと異なり、2021年はより冷涼な年ですが、難しい天候に善処を尽くした、とても良い品質を呈す「クラシック」なヴィンテージと形容することができ るでしょう。美しいバランスに特徴づけられたこの年のワインは、果実味が高く、多大な繊細 さがあります。地方名のアペラシオンのワインは直ぐに喜びを与えてくれ、より格高い畑から 造られたワインは長期熟成に相応しいでしょう。



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