ソリュトレとヴェルジソンの二つの岩山がそそり立つ絶景が印象的なアペラシオン

2020年から22もの一級畑が認定され、益々脚光を浴びるコート・ドールと全く同じウミユリ石灰岩が生み出す秀逸なシャルドネの産地

【プイイ・フュイッセ 〜Pouilly-Fuisse〜】

 コート・ドールから50km南のマコン地区(AOC名はマコネ=Maconnais )は、主にブルゴーニュ・ブランとして一般消費者向けに大量の白ワインを提供する生産地ですが、この地区に例外的に秀逸な白を産み出すアペラシオンがあり、それがプイイ・フュイッセです。

 マコン市から約5km西に位置するピュイィ・フュイッセは、AOC認定は1936年で、ソリュトレ・プイィ(Solutré-Pouilly)、フュイッセ(Fuissé)、ヴェルジソン(Vergisson)、シャントレ(Chaintré)の4つの村に広がる白だけのアペラシオンです。

 

 AOCマコネの格付けにおいて、一番下位にあるのがマコンとマコン・ヴィラージュで、これがマコネの地域名(レジオナル)ワインとなり、20の特定生産区域は、マコンの後にコミューン名を付けることができます。マコン・ヴェルジッソンやマコン・シャントレ、マコン・ヴェルゼ等がそれにあたります。

 その上がマコネの村名(ヴィラージュ)ワインで、プイィ・フュイッセ、プイイ・ロシェ、プイィ・ヴァンゼル、サン・ヴェラン、ヴィレ・クレッセの5つがあり、その中の筆頭にあげられるのがプイィ・フュイッセです。後述しますが、これまでAOCマコネには一級畑はありませんでしたが、2020年ヴィンテージから、プイィ・フュイッセの22の畑が一級畑に認定されています。AOCマコネの中でプイィ・フュイッセ以外には一級畑は認定されておりませんので、いかにプイィ・フュイッセが傑出したワインの産地であるかお分かりいただけると思います。

 下にマコネAOCとその拡大地図を掲載しましたので、ご確認下さい。

 更に、上の右側地図の中心にあるプイィ・フュイッセ地区(地図中の肌色部分)を取り出して、拡大したものが、下のプイィ・フュイッセAOC地図です。

 プイイ・フュイッセは、コート・ドールと全く同じウミユリ石灰岩の岩盤の上に、このAOCの象徴であるソリュトレとヴェルジソンの岩山(バジョシアンの崖)がそそり立つ絶景です。また、畑は斜面と、岩山の麓のジュラ紀の粘土石灰質と小石まじりの土壌の上にあり、日照は東および南東向きで、200〜300mの標高にあります。

 ここから生まれるのは、エレガントで魅力にあふれた白ワインで、淡い黄金色からしっかりした黄金色で緑を帯びており、持ち前のリッチさに加えて、ストラクチャーがしっかりして率直で、繊細さと気品も特徴です。

 プイイ・フュイッセの優れた造り手としては、1800年代後半からの古い歴史を有する[シャトー・ド・フュイッセ(フュイッセ)][ドメーヌ・バロー(ヴェルジソン)]が有名で、幾つかの区画名付きのプイイ・フュイッセを造っていますが、近年ムルソーの巨匠[ドメーヌ・デ・コント・ラフォン]やピュリニーの至宝[ドメーヌ・ルフレーヴ]がこの地に進出し、コストパフォーマンスの高い白ワインをリリースしています。

 また、これまでプイイ・フュイッセには、一級畑はありませんでしたが、2020年ヴィンテージからは22もの一級畑が認定され、AOCプイイ・フュイッセの面積の約1/4を一級畑が占めることとなりました。マコネ地区にはこの22クリマのプイイ・フュイッセの畑以外には一級畑は認定されていませんので、いかにプイイ・フュイッセの地が優れているかが分かりますね。今後益々脚光を浴びる注目の生産地です。

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