1942年の創設ながら急速な進化を遂げ、超一流生産者の仲間入りを果たしたモレ・サン・ドニに本拠を置くドメーヌ・アルロー

若き当主シプリアン・アルロー、弟ロマン、妹ベルティーユの3兄妹により「ブルゴーニュのライジング・スター」として評価される注目のドメーヌ

 【ドメーヌ・アルロー】

  〜Domaine Arlaud〜


 

 ドメーヌ・アルローは、1942年に初代ジョセフ・アルロー氏により、モレ・サン・ドニに創設されたまだ歴史の浅いドメーヌです。現在の確固たる礎を築くこととなったのは、2代目のエルヴェ氏が徐々に畑を買い足し始めた、70年代以降のことで、その後1997年からワイン造りへ加わった、エルヴェ氏の子息シプリアン・アルロー氏へ運営の全権が移行してから、ドメーヌは一気に頭角を現しました。

 アンリ・グージョの他、南アフリカ、ニュージーランドで研修し、3代目当主となったシプリアン・アルロー氏は、ドメーヌ継承から約10年という早さで、ドメーヌをモレ・サン・ドニのトップ・クラス生産者の地位へと引き上げ、ポンソ、デュジャック、リニエ、グロフィエなどの最高峰生産者に並び称される程の高い評価を得ており、「100年に1人の逸材」とも言われています。

 日本でも下の写真の通り、美術出版社のワイン専門誌「ワイナート73号(2014年1月発行)」の表紙を飾ると共に、特集「ブルゴーニュ 今を時めくライジングスター13軒」の中で4頁にもわたって紹介されました。

 ドメーヌ・アルローは、平均樹齢30〜50年のモレ・サン・ドニ村を中心に、ジュヴレ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニー村の最良の区画に葡萄畑を所有していますが、2004年から15ha全ての葡萄畑をビオロジックに転換し、2009年にビオディナミへと移行しています。収穫量もかなり制限しており、ブルゴーニュ・ルージュでも35hl/ha、村名のAOCのものは30hl/ha、一級は28hl/ha、そして特級は25hl/haにして、凝縮した葡萄からテロワールが反映されたワイン造りをしています。また、ニュイ・サン・ジョルジュにも14世紀からの歴史的なカーヴを持ち、このカーヴがドメーヌの全ワインのエチケットに描かれています。

 弟のロマン氏が2004年よりドメーヌに入り、兄と共に、醸造面を手伝う他、妹ヴェルティーユ女史は、馬を使った耕作を行い、ビオディナミのアプローチをより充実させており、自然を敬い尊ぶ3兄妹で力を合わせ、ドメーヌを盛り上げています。とりわけ、当主で長兄のシプリアン氏は、栽培・醸造・マーティングにおいても非常にバランス感覚に優れており、今後のブルゴーニュを担い、「ブルゴーニュ新時代を幕開け」を予感させる若手筆頭株の一人として注目されています。

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