村の南北両端にある二区画の葡萄をブレンドしたトプノ・メルムの人気キュヴェ
村名シャンボール・ミュジニー
長期熟成向きの優良年2020年の蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ
[シャンボール・ミュジニー2020]
ドメーヌ・トプノ・メルムは、サン・ロマン村のドメーヌ・トプノ(父方)のジャン・トプノとモレ・サン・ドニのドメーヌ・メルム(母方)のドゥニーズ・メルムの婚姻により、18世紀設立でモレ・サン・ドニで7代続く老舗のドメーヌ・メルムを引き継ぐ形で1963年に誕生したドメーヌです。
母のドゥニーズ・メルムがアンリ・ペロ・ミノ夫人のマリー・フランスと姉妹だったことから、ドメーヌ・メルムが所有していた樹齢35〜60年を超える複数の超レア区画をドメーヌ・ペロ・ミノと分割相続しました。そのため、道の向こう側にあるドメーヌ・ペロミノの所有畑のラインナップと大変似通っています。また分割相続のため多くの畑で隣り合っていることもあり、実際に葡萄畑ではクリストフ・ペロ・ミノと協同栽培を行っているなど、二つのドメーヌは言わば兄弟ドメーヌのような関係にあります。
ドメーヌ・トプノ・メルムは特級畑クロ・デ・ランブレイを僅か0.043ha所有し、ドメーヌ・デ・ランブレイのモノポールを阻む存在であることでも有名ですが、老舗のドメーヌ・メルムを引き継いでいることから幾つかのレア畑を所有している他、ドメーヌの本拠地モレ・サン・ドニ以外のシャンボール・ミュジニーにも0.86haの畑を所有しています。
こちらの商品は、長期熟成向きの優良年2020年のドメーヌ蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ[シャンボール・ミュジニー2020]です。
トプノ・メルムの村名シャンボール・ミュジニーは、モレ・サン・ドニ村との境界にある村名畑レ・ビュッシェール[Les Bussieres]とフラジェ・エシェゾー村との境界にある一級畑コンブ・ドルヴォーの西に位置する村名畑ラ・トープ[La Taupe]というシャンボール・ミュジニー村の南北両端の二つの畑の葡萄をブレンドしたもので、モレ・サン・ドニの野性味とシャンボール・ミュジニーの繊細さを合わせ持った人気ヴィラージュ・ワインです。
また、ブルゴーニュの2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。
しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。
この影響もあり、2020年ヴィンテージは大幅な価格高騰かつ日本への輸入量も減少し、入手困難となっていますが、次のリリースの2021年ヴィンテージのワインは、更なる価格高騰と品薄が必至ですので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さいませ。
こちらの商品は、ジェロボーム様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:シャンボール・ミュジニー2020
仏語名:2020 Chambolle-Musigny
生産者:ドメーヌ・トプノ・メルム
(Domaine Taupenot-Merme)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン