クロ・デ・ランブレイの第二の所有者
ドメーヌ・トプノ・メルムの実質的トップ・キュベ
最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[特級マゾワイエール・シャンベルタン2021]
マゾワイエール・シャンベルタンとシャルム・シャンベルタンを別々にリリースする数少ないドメーヌ
一つの畑が多数の生産者に細分化されているブルゴーニュにおいては、ロマネ・コンティやラ・ターシュにみられるように「モノポール」は生産者にとって絶大な商品価値がありますが、実は特級クロ・ド・ランブレイを僅か0.043ha(約129坪)所有する第二の所有者が存在するために、畑の99%を所有するドメーヌ・デ・ランブレイが「モノポール」を名乗ることができず、いわゆる「目の上のたんこぶ」となっているドメーヌがあるのです。
この僅か0.043haで「ドメーヌ・デ・ランブレイのモノポールを妨げているドメーヌ」こそ、ドメーヌ・トプノ・メルムで、クロ・デ・ランブレイの下部にあるドメーヌ・トプノ・メルムの0.043haの畑には、1974年に葡萄樹が植えられ、そこから毎年1樽に満たない約200本のクロ・デ・ランブレイが造られており、とても商業ベースでまともに売り出す量ではない「ブルゴーニュ屈指の超稀少ワイン」となっています。
現在ドメーヌは、兄ロマン・トプノと妹ヴィルジニーの二人が中心となりドメーヌを運営していますが、ドメーヌ・ペロ・ミノの当主クリストフ・ペロ・ミノとは従兄妹同士(母親同士が姉妹)の間柄で、分割相続のため多くの畑で隣り合っており、二つのドメーヌは言わば兄弟ドメーヌのような関係で、実際に葡萄畑ではクリストフ・ペロ・ミノと協同栽培を行っています。
どうしてもクロ・デ・ランブレイが最初に話題になるドメーヌ・トプノ・メルムですが、1998年に兄のロマン・トプノがドメーヌ運営に参加してから急速に評価が高まり、しかも樹齢35〜60年を超える超レア区画の畑を多く有し、2001年からビオロジックでの葡萄栽培を行っており、今や「モレ・サン・ドニのカリスマ」として注目される優良ドメーヌとなっています。
トプノ・メルムのクロ・デ・ランブレイは僅か200本の超レア・ワインで市場に出回ることはないため、ドメーヌの実質的な看板ワインは0.57ha所有のシャルム・シャンベルタンと0.85haのマゾワイエール・シャンベルタンと申せます。両者とも樹齢50年超えの古樹から造られるクリマを代表するグラン・クリュです。
特級畑マゾワイエール・シャンベルタンは北隣の特級畑シャルム・シャンベルタンを名乗れる(逆は不可)ため、知名度や発音の難しさ等を考慮し、多くの生産者はシャルム・シャンベルタンとして、または二つをブレンドしてラベルをシャルム・シャンベルタンと表示しています。
これに対し、「二つの畑は土壌が明らかに異なる」として、マゾワイエールとシャルムを別々に仕立てているドメーヌが幾つか例外的にあり、この一つがドメーヌ・トプノ・メルムなのです。このように二つの畑を別々に仕立てているドメーヌは非常に珍しく、トプノ・メルム以外には、ペロ・ミノとデュガ・ピィくらいで、このことからもドメーヌ・トプノ・メルムの畑の個性を大事にする姿勢が現れています。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品[特級マゾワイエール・シャンベルタン2021]です。
ドメーヌ・トプノ・メルムの造るマゾワイエール・シャンベルタンについて、ジャスパー・モリス氏は、その著書ブルゴーニュワイン大全の中で、『シャルム・シャンベルタンよりも色が濃く、リッチで深みのある重量感溢れるワインで、黒系果実と赤系果実が混じって感じられる。シャルム・シャンベルタンと比べると面白い』と述べています。
また、従兄弟にあたるペロ・ミノのマゾワイエール・シャンベルタンとシャルム・シャンベルタンも、同じメルム家から相続した畑であるため、テロワールを同じくするペロ・ミノのキュヴェとの飲み比べも楽しみです。
最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順により、やはり収量は減少しています。
ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。
こちらの商品は、豊通食料(株)様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、寺田倉庫レンタルセラー保管商品ですので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:特級マゾワイエール・シャンベルタン2021
仏語名:2021 Mazoyeres - Chambertin Grand Cru
生産者:ドメーヌ・トプノ・メルム
(Domaine Taupenot-Merme)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン