創設者ジャック・セイスが一代で築いたブルゴーニュのトップ・ドメーヌ

 【ドメーヌ・デュジャック】

  〜Domaine Dujac〜


 ドメーヌ・デュジャックの歴史はまだ浅く、創設者ジャック・セイスが1968年にモレ・サン・ドニに4.5haの畑を買い取ったことに始まります。その後、モレ・サン・ドニを本拠地として銘醸畑を次々に買収し、優れたワインを生産しドメーヌの規模を急速に拡大しました。

 このデュジャックのワインが、それまで無名であったモレ・サン・ドニをスター・ワインにまで高めたことからモレ・サン・ドニの救世主とも呼ばれています。

 そして2005年に念願のブルゴーニュ・ワインの王様と称されるシャンベルタンと歴史あるロマネ・サンヴィヴァンを取得し、合計7つの特級畑を所有する名実共にブルゴーニュのトップ生産者の地位を一代で築いたのです。

 現在はジャックの息子、ジェレミー(1975年生まれ)とアレック(1977年生まれ)がそれぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを実質的に引き継いでおり、世代交代は順調に進んだようで、下の写真の通り、2007年11月発行の美術出版社「ワイナート41号」にも新当主ジェレミー率いるドメーヌ・デュジャックが大きく紹介されています。

 ジャック・セイス時代のワイン造りは完全無除梗による全房醸造がこのドメーヌの特徴であり、梗が色素を吸収するためワインの色調は比較的淡いが、香りと味わいはしっかりしているというものでしたが、ジェレミーになってからはヴィンテージに応じて除梗率を変え、以前よりも色合いはしっかり、果実味も充実したものとなっているようです。

 

 下表は、ドメーヌ・デュジャックの所有畑一覧表ですので、参考にして下さい。それぞれの畑から仕立てるワインの生産本数(概算)は1ヘクタール当たりの平均年での葡萄収量から、「4000本x所有面積(ha)」の算出式でおおよその目安が分かります。例えばデュジャックの悲願であった特級畑シャンベルタンの場合、「4000x0.29」で約1200本程度の生産量となります。(もちろん、収穫時期の天候やヴィンテージによる葡萄の出来具合等によりかなり変わりますので、あくまでも目安です)

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