0.43haの区画に1907年と1917年に植えられた樹齢100年超えの古樹で造る、クリマを代表するドニ・バシュレのトップ・キュヴェ[特級シャルム・シャンベルタンV.V.]
質・量共に豊作な優良年、最新ヴィンテージ2022年の稀少なドメーヌ蔵出し正規品
[特級シャルム・シャンベルタン V.V.2022]
30年前、祖父母からドメーヌを受け継いだ時、ドニ・バシュレは、僅か1.8haの葡萄畑しか所有していない小さな造り手でした、そして現在その規模は2倍以上になりましたが、それでも4.73haの葡萄畑を所有するに過ぎない小規模生産者です。
従って、所有するアペラシオンもワイン生産量も少ないため、日本においては知名度がやや低い造り手かもしれませんが、実は、英国のブルゴーニュワイン専門家、クライヴ・コーツ氏が出版した「ザ・ワインズ・オブ・バーガンディ」2008年版で、DRCやルロワ、アルマン・ルソーら17生産者と共に3ツ星を獲得した、ジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置く凄腕の造り手なのです。
このドメーヌで特筆すべきは樹齢の高さです。村名ジュヴレ・シャンベルタンが平均樹齢80年、1級コルヴォーで丁度100年、 特級シャルム・シャンベルタンに至っては100年を超えており、この高い樹齢が凝縮味に溢れ、緻密な構造をもつワインの源泉となっており、まさに「知る人ぞ知るジュヴレの秀逸な造り手」です。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドニ・バシュレのトップキュヴェ[特級シャルム・シャンベルタンV.V.2022]です。
特級シャルム・シャンベルタンは、シャンベルタンと道一本を挟んで東側に隣接する面積12.24haの特級畑ですが、平坦な粘土石灰質土壌のこの畑は、隣接する面積18.59haのマゾワイエール・シャンベルタンもシャルム・シャンベルタンを名乗ることができるため、市場には多くのシャルム・シャンベルタンが存在します。
ドメーヌ・ドニ・バシュレは、本来のシャルムの中に二区画、合わせて0.43haの面積の畑を所有しており、その区画位置は、一つはクロード・デュガとペロ・ミノの隣、もう一つは、ジョセフ・ロティとジェラール・ラフェと隣り合っており、いずれもクリマ上部の条件の良い場所にあります。
特筆すべきは、その樹齢で、ドニ・バシュレの大叔母が1907年と1917年に植樹をした100年超えの古樹で、地中深く根を張りめぐらせた古木の恩恵を受け、量は僅かであるものの、風味に富み、凝縮した果実を収穫することができます。
ドニ・バシュレのシャルム・シャンベルタンは、単にドメーヌの看板ワインにとどまらず、アペラシオンを代表するワインとして他の造り手が目標とするベンチマーク的な存在となっている逸品です。
2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー在庫商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:特級シャルム・シャンベルタンV.V.2022
仏語名:2022 Charmes Chambertin Grand Cru V.V.
生産者:ドメーヌ・ドニ・バシュレ
(Domaine Denis Bachelet)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン