ジュヴレ・シャンベルタン2021[デュジャック・フィス・エ・ペール]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 15,950円(税込)
在庫数 2本
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ネゴシアン部門[デュジャック・フィス・エ・ペール]が造るドメーヌ物と遜色のない秀逸なヴィラージュ赤ワイン

霜害と病により収量が激減し、買い葡萄の調達も厳しかった最新ヴィンテージ2021年の人気村名ワイン
[ジュヴレ・シャンベルタン2021]


 ドメーヌ・デュジャックの歴史は、ベルギー出身の創設者ジャック・セイスが1968年にドメーヌ・グライエを買い取り、自らの名前、ジャックをもじって、ドメーヌ・デュジャックと名付けたことに始まります。

 それ以降、そのワインは高く評価され、ドメーヌは畑を買い増すなど順調に拡大を続け、今やモレ・サン・ドニは勿論、ブルゴーニュを代表する大ドメーヌとして最高峰人気生産者の地位に君臨していることは皆様のご承知の通りです。

 現在は、ジャックの息子、ジェレミーとアレックスがそれぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを引き継ぎ、世代交代が行われています。

 そして、2000年にジェレミーが父のサポートの下で、ネゴシアンビジネスのために興した会社が「デュジャック フィス・エ・ペール」です。

 「ペール・エ・フィス」(父子)は見かけますが、「フィス・エ・ペール」(子父)は珍しい順番の書き方であり、ジェレミー氏が中心になって行われていることを意味しています。

 デュジャック・フィス・エ・ペールはネゴシアンですが、単に畑を自分たちが所有していないだけで、畑の管理や手入れ、葡萄の収穫までデュジャックのスタッフが行っています。

 また、葡萄の購入契約は葡萄の量ではなく面積単位でされており、従って収量制限もデュジャックの思い通りできることから、実質ドメーヌ物といっても過言ではない造りで、稀少で高価なドメーヌ物、あるいはドメーヌが所有していないアペラシオンを補っており、ブルゴーニュ愛好家にはとてもありがたい存在です。

  こちらの商品は、デュジャック・フィス・エ・ペールの最新ヴィンテージ2021年の蔵出し正規品[ジュヴレ・シャンベルタン2021]です。

 ジュヴレ・シャンベルタンは、コート・ド・ニュイ地方最大の産地であり、最も多くの特級畑を有する村。しっかりとしたタンニンと酸味が魅力の、力強い男性的なスタイルをお愉しみいただけます。

 デュジャックでは、ドメーヌ物の村名ジュヴレ・シャンベルタンはリリースしておらず、デュジャック・フィス・エ・ペールがドメーヌ物のアペラシオンを補う形になっています。

 最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順により、やはり収量は減少しており、デュジャックの当主ジェレミー・セイス氏も『2021年ヴィンテージは白も赤も収量大幅減で、買い葡萄の調達も厳しかった』と語っています。

 また、ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。

 この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。 


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン2021
    
仏語名:2021 Gevrey-Chambertin
    
生産者:デュジャック・フィス・エ・ペール
    (Dujac Fils et Pere)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン






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