名手デュジャックのフラッグシップ・ワイン
「モレ・サン・ドニの精髄」と称えられる逸品
霜害と病害により収量が激減した最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[特級クロ・ド・ラ・ロッシュ2021]
特級畑クロ・ド・ラ・ロッシュは、モレ・サン・ドニ村最北の斜面中腹に位置する面積16.9haのグラン・クリュで、特級クロ・サン・ドニと並んでモレ・サン・ドニに本拠地を置くデュジャック自慢のフラッグシップ・ワインです。デュジャックの所有するクロ・ド・ラ・ロッシュの畑面積は、1.95haです。
クロ・ド・ラ・ロッシュの土壌は薄く、石の多い粘土石灰質でミネラル分を多く含むことから、味わいの傾向としては、北隣のジュヴレ・シャンベルタンのタンニンと南隣のシャンボール・ミュジニーのフィネスの二つの特徴を映し出すと言われます。
こちらの商品は、ドメーヌ・デュジャックの看板ワイン、最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品[特級クロ・ド・ラ・ロッシュ2021]です。
ブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順やうどんこ病などの病害により、やはり収量は減少しています。
ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:特級クロ・ド・ラ・ロッシュ 2021
仏語名:2021 Clos-de-la-Roche Grand Cru
生産者:ドメーヌ・デュジャック(Domaine Dujac)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン