サヴィニー・レ・ボーヌ一級レ・セルパンティエール2019 [ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス]

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販売価格 9,680円(税込)
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2008年にドメーヌ最初のビオディナミ農法を採用した一級畑「レ・セルパンティエール2019」



僅か0.35ha区画の1959年植樹の古樹から造られるサヴィニー・レ・ボーヌとドメーヌ・シモン・ビーズを代表する一級稀少ワイン



 サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者ドメーヌ・シモン・ビーズは、設立が1880年という歴史あるドメーヌですが、その基礎を固めたのは、1950年に3代目当主としてドメーヌを継承した孫のシモンで、葡萄栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、ブルゴーニュワインの二大改革である「トラクター使用とドメーヌ元詰め」をサヴィニーで真っ先に導入し、ドメーヌの知名度を高めました。

 そして、ドメーヌを飛躍的に発展させたのが1972年にドメーヌを引き継いだ息子のパトリックです。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、葡萄畑を大きく拡張し、1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュをいずれもメタヤージュ契約ではありますが、手に入れることに成功し、サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者にとどまらず、ブルゴーニュのトップ生産者の仲間入りを果たします。

 シモン・ビーズが本拠地としているサヴィニー・レ・ボーヌは、コート・ボーヌの北に位置し、ロワン川が流れるペルナン・ヴェルジュレス側とボーヌ側の谷間の斜面の上流にある美しい村です。下に掲載したサヴィニー・レ・ボーヌのAOC地図の通り、川に近い位置や平坦な場所が「村名」畑で、丘の中腹が「一級」畑となっており、特にロワン川左岸(地図上の右側)斜面中腹の真南あるいは南東向きに位置する一級畑からは長熟型のワインが産まれます。



 一級畑オー・セルパンティエールは、ロワン川左岸の斜面の中部に位置する南向きの面積12.34haの畑で、シモン・ビーズがこのセルパンティエールに所有する畑は僅か0.35ha、また植えられている葡萄は1959年植樹の古樹です。

 畑名は「セルパン(Serpent)=蛇」に由来し、蛇の生息地等諸説ありますが、実際には、いろいろな区画が入り組み、畑の境界が蛇行していることに由来するようです。

 褐色の粘土質で重く、一般的に男性的なワインを生むとされる畑ですが、シモン・ビーズが造るレ・セルパンティエールは、2008年からのビオディナミ栽培により、独特なエレガンスあふれる味わいで、色は淡く、柔らかく甘い香りがふわりと広がり、優しい風味が何とも言えない雰囲気を醸し出すもので、サヴィニー・レ・ボーヌを代表する一級ワインです。
 
 実は2013年10月にドメーヌ飛躍の最大の功労者でもあるパトリックが死亡しており、2014年ヴィンテージ以降は、新たに、五代目当主として就任した妻の千紗・ビーズ氏とパトリックの妹でヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・ジャン・グリヴォに嫁いだマリエル・グリヴォ氏により造られています。

 もちろん、二人のマダムは長年パトリックと一緒に仕事をし業務を熟知しており、また醸造長としてパトリックの右腕として働いてきたギョーム・ボット氏も健在であることから、パトリックの死後、ドメーヌも安泰で、その評価が揺らぐことはありません。
 
 こちらは最新ヴィンテージ2019年の「サヴィニー・レ・ボーヌ一級レ・セルパンティエール2019」です。
 
 2019年のコート・ド・ボーヌ地区は4月〜5月に五回にわたる霜害の影響で、畑によっては30%〜70%収量が減少しています。しかし、その後の天候回復と収穫期の温暖な気候のおかげで、「葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。


 こちらのインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:サヴィニー・レ・ボーヌ一級
    レ・セルパンティエール2019 

仏語名:2019 Savigny-les-Beaune 1er Cru
     Les Serpentieres

生産者:ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス
    (Domaine Simon Bize & Fils)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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