父母から銘醸畑を引き継いだ若き当主アメリー・ベルトー女史が運営する注目の新星ドメーヌ

夫ニコラ・フォール氏との二人三脚でフィサンを牽引し、アペラシオンを代表する造り手となった「ブルゴーニュの新世代を担う若きライジングスター」

 【ドメーヌ・ベルトー・ジェルベ】

  〜Domaine Berthaut-Gerbet〜


 

 ベルトー家は18世紀後半にフィサンの畑を購入して以来、7世代にわたって代々子どもへと畑を受け継いでいる家族経営のワイナリーです。 1930年にはメタヤージュによってジュヴレ・シャンベルタン村の畑を取得し、フィサンとジュヴレ・シャンベルタンを中心にドメーヌの規模を拡大していきました。

 現在の当主アメリー・ベルトー女史は、フィサンのドメーヌ・ベルトー前当主の父ドゥニ・ベルトー氏とヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・フランソワ・ジェルベ出身の 母マリー・アンドレ・ジェルベとの間に1988年に生まれた若さと才知を兼ね備えた才媛で、ボルドー大学で工学、葡萄栽培、醸造学を学び、米国、ニュージーランドでの研修を終えて、2012年にドメーヌに戻り、2013年に父の後を継いで7代目当主に就任しました。

 そのドメーヌ・ベルトーを引き継ぐ際、母方であるジェルベ家の畑も一部相続したことで、ドメーヌ名を「ドメーヌ・ベルトー・ジェルベ」と改めました。それ以降、所有するアペラシオンは、父から受け継いだフィサンとジュヴレ・シャンベルタンに加え、母方から相続した特級クロ・ヴージョ、エシェゾーの他ヴォーヌ・ロマネの珠玉の畑群が加わって充実したものとなり、アメリー・ベルトーの造るワインの評価と人気は急上昇し、今日では合わせて18ヘクタールの畑を所有し、ブルゴーニュのトップ・ドメーヌの仲間入りを果たすまでに成長しています。

 父の時代のワインは、「最低でも5年寝かせないと柔らかくならない野武士の如く荒々しいタイプ」のものでしたが、アメリーのワイン造りは、「テロワールを反映させた自然で優しいスタイル」で、シルキーなタンニンを求めており、父の時代のものとは大きく変っています。 生産するワインの90%は赤ワインですが、フィサンの一部の区画(シャン・ド・シャルム)にシャルドネを植樹しています。

 下の写真の通り、日本でも美術出版社発行のワイン専門誌「ワイナート78号(2015年4月発行)」の中で、ユベール・ラミー等と共に「ブルゴーニュの新世代を担う若きライジングスター」として紹介されています。

 また、2017年より栽培長を務める、アメリー氏の夫、ニコラ・フォール氏は自らのドメーヌを興す一方で、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)で栽培に関わった後、プリューレ・ロックに引き抜かれたキャリアを持つ新世代のスターの一人として注目されている人物で、二コラ氏の携わった2017年からは、二コラ氏のスタイルが表現されたピュアながら、しっかりと旨味を備えたスタイルへと更なる変貌を遂げています。

 ドメーヌ・ベルトー・ジェルベは、傑出した造り手を持たないがゆえに、やや知名度に乏しかったフィサン村に誕生した新星ドメーヌとして注目されており、このアペラシオンのみならず新世代のブルゴーニュを牽引・代表する造り手として期待されています。

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