18世紀まで遡るヴォーヌ・ロマネの由緒正しき名門ドメーヌ

リシュブール等の銘醸畑を代々受け継いできた正統派ブルゴーニュの造り手

 【ドメーヌ・ジャン・グリヴォ】

  〜Domaine Jean Grivot〜


 ドメーヌ・ジャン・グリヴォは18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手です。初代のオーナーはジョセフ・グリヴォ氏で、ヴォーヌ・ロマネに拠点を置き、ニュイ・サン・ジョルジュ等に畑を所有していました。現当主エティエンヌ・グリヴォ氏の祖父にあたるガストン氏の時代の1919年にこれまで所有していた畑を売り払い、念願の特級畑クロ・ド・ヴージョを入手します。ジャン・グリヴォはクロ・ド・ヴージョで7番目の面積を所有する大地主で、国道74号線沿いにある有名なクロ・ド・ヴージョの「ジャン・グリヴォの門」はこの時造られました。

 ドメーヌに名を残すジャン・グリヴォは現当主エティエンヌ・グリヴォ氏の父で、1955年に父ガストンからドメーヌを継承し、1959年からワインの元詰めを始め、ドメーヌの名声を築きました。

 現当主のエティエンヌ氏は1987年にドメーヌを引き継ぎます。1987年から1992年の間は醸造コンサルタントのギ・アッカの助言を受けたものの、厳しい評価の時もありました。しかし、ギ・アッカ退任後の1990年代半ばから自分らしさを発揮できるようになり、2000年代は品質向上が顕著で、2007年には、ジョルジュ・ルーミエ、アンヌ・グロ、ボノー・デュ・マルトレイ、コント・ラフォンなどの著名生産者とともに 『デカンター』誌の「時代を通じて活躍する10大ドメーヌ」に選出されるなど、名門ドメーヌの当主として、確固たる地位を築いています。

 ヴォーヌ・ロマネのエレガンスを体現する正統派ブルゴーニュの造り手であるジャン・グリヴォのワインは、官能的なアロマとベルベットのような柔らかな喉越しに特徴があり、これはヴォーヌ・ロマネだけでなくニュイ・サン・ジョルジュにも言えることから、アペラシオンを問わず、ドメーヌの造るワインの共通の特徴といえるものです。

 ドメーヌが所有する畑は下の一覧表の通りで、特級畑はリシュブール、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、一級畑はヴォーヌ・ロマネのボーモン、ブリュレ、スショ、ルージュ、レニョ、ショーム、またニュイ・サン・ジョルジュにもブド、プリュリエ、ロンシエール等の豪華なラインナップを誇ります。

 しかし、下の所有畑一覧表を見てお分かりの通り、ジャン・グリヴォは多くの銘醸畑群を所有しているものの、看板ワインの一つ特級クロ・ド・ヴージョ以外の畑は1ha未満の小さな区画であるため、市場への流通量が少なく、人気稀少ワインとなっています。ヴォーヌ・ロマネで、これほどの魅力的な一級畑群を単独で仕立てているドメーヌはジャン・グリヴォ以外に見当たらず、ヴォーヌ・ロマネやニュイ・サン・ジョルジュの銘醸畑のテロワールの違いをみる絶好の造り手なので、店で見つけられた場合は、「即買い」をお勧めします。

 特級畑リシュブールは、1984年に先代ジャン・グリヴォ氏が手に入れたドメーヌのフラッグシップワインで、所有する僅か0.32ヘクタールの畑は、由緒ある小区画レ・リシュブールの中央・最上部という優良区画にあり、しかも植えられている葡萄の平均樹齢は70年以上にもなる古樹(ヴィエイユ・ヴィーニュ)です。 モノポールの畑を除いて、ヴォーヌ・ロマネのグラン・クリュの中でも最上級の畑と称えられるリシュブールの、パワフルかつ複雑なテロワールを存分に表現しています。

 特級畑クロ・ド・ヴージョのジャン・グリヴォの所有区画は国道74号線に沿った下部にありますが、1.86haものまとまった区画を持つジャン・グリヴォのクロ・ド・ヴージョは、「クロ・ド・ヴージョの下部からは良いワインはできないという定説を覆す力を持つワイン」として高く評価されています。

 また、三つ目の特級畑エシェゾーは、11ある小区画の中で優れた小区画と言われるクリュオ内に0.80ha、レ・ルージュ・デュ・バ内に0.05haで、合計0.85はを所有しています。ジャン・グリヴォのエシェゾーは、ブルゴーニュワイン大全の著者ジャスパー・モリス氏によれば「目を見張るほど精妙なワイン」と評されており、ヴォーヌ・ロマネのエレガンスを体現する正統派ブルゴーニュの造り手であるジャン・グリヴォらしく、官能的なアロマとベルベットのような柔らかな喉越しに特徴があります。

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