ラインナップ中、最もミネラルが強く、並々ならぬ強さを備え、鋼のような冷徹さを感じさせるキュヴェ
「プイイ・フュイッセ レ・コンベット」
シャトー・ド・フュイッセ所有の三つの単一区画ワインの一つ「プイイ・フュイッセ レ・コンベット2020」
2023年1月入荷の最新ヴィンテージの正規品
プイイ・フュイッセをブルゴーニュ地方南部の田舎酒からコストパフォーマンスに優れたスタイリッシュな辛口白ワインへと導き、世界に大きく広めたのがシャトー・ド・フュイッセで、1852年以降、五世代にわたってヴァンサン家が守ってきており、現在は、4代目当主のジャン・ジャック・ヴァンサン氏が息子のアントワーヌ氏にバトンを渡し、新しい時代に入っています。
シャトー・ド・フュイッセは、15世紀に造られた五角形の塔とルネサンス様式のポーチが特徴的で、現在は35haもの葡萄畑を所有し、まさに「プイイ・フュイッセの大御所」とも言える造り手です。
所有畑の中でも、下の地図中の三つの畑「ル・クロ」、「レ・コンベット」、「レ・ブリュレ」は、それぞれを区画名付きで単独ワインに仕立てており、シャトー・ド・フュイッセを代表するキュヴェとしてお薦めです。
こちらの商品の「プイイ・フュイッセ レ・コンベット2020」は、シャトー・ド・フュイッセ所有の三つの単一畑の一つで、ジャスパー・モリス氏がその著書「ブルゴーニュワイン大全」の中で、『シャトー・ド・フュイッセのラインナップ中、最もミネラルが強く、並々ならぬ強さを備え、鋼のような冷徹さを感じさせるキュヴェ』と記しているワインです。レ・コンベットは、一級昇格とはなりませんでしたが、シャトー・ド・フュイッセを代表する三つの単一畑の一つです。
このプイイ・フュイッセ レ・コンベットは、1991年にジャン・ジャック・ヴァンサン氏が、複数の小区画から別々のワインを仕立てようとして購入した1.33haの畑で、新樽は一切用いず、3〜5年使用済の古樽で醸造しています。
輸入元資料では、このレ・ブリュレについて次のコメントが寄せられています。『レ・コンベットは、東南東向きの斜面で、石が多く水はけのよい石灰岩質土壌で形成される。きめが細かく、ミネラルが豊富な特にいきいきとしたワインを生み出す。』
これまでプイイ・フュイッセを含むマコネ地区には、一級畑はありませんでしたが、2020年ヴィンテージからはプイイ・フュイッセに22もの一級畑が認定され、AOCプイイ・フュイッセの面積の約1/4を一級畑が占めることとなりました。
今後益々プイイ・フュイッセは高品質で価格面でも魅力のあるアペラシオンとして注目されることは確実で、その中でも優れた畑を所有する大御所シャトー・ド・フュイッセは、更なる進化が期待できる造り手です。
こちらの商品は、2023年1月に入荷したラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:プイイ・フュイッセ レ・コンベット2020
仏語名:2020 Pouilly-Fuisse
Les Combettes
生産者:シャトー・ド・フュイッセ
(Chateau de Fuisse)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン