天才醸造家故ロマン・リニエ氏の志を受け継ぐ名ドメーヌ

 【ドメーヌ ユベール・リニエ】

  〜Domaine Hubert Lignier〜


 モレ・サン・ドニを代表する名門ドメーヌであるドメーヌ・ユベール・リニエは、1880年にジャック・リニエが創設したもので、二代目のアンリが畑を広げ、ローランの父ユベールが1959年に引き継いだ時は6ヘクタールを所有していました。

 ドメーヌ・ユベール・リニエの後継者で四代目当主のロマン・リニエ氏は、それまでリッチで凝縮感が高く、新樽の香りも強かった父のワインのスタイルを微調整し、バランスのよいものに仕上げてからというものは、昔のユベール・リニエを支持していたアメリカ市場だけでなく、世界的に高い評価を受けるようになっており、若くして天才醸造家との名声を得ていた方でしたが、惜しむべきことに2004年病気により逝去されました。

 ロマン氏の死後、ドメーヌは相続を巡る確執があり、彼の父で引退を撤回・復帰した老匠ユベール・リニエ氏と彼の妻で未亡人となったケレン・リニエ氏のリュシー・エ・オーギュスト・リニエの二つに分かれ、2005年までは別々のエチケットが存在しました。

 現在、ドメーヌ・ユベール・リニエはユベールの長男であり、ネゴスで働いていたローランが五代目当主としてドメーヌを運営しています。2007年からは、収穫後の葡萄をユベールが受け取り、発酵醸造もユベールとローランが行っています。

 ロマン氏の死後、紆余曲折を経て、ユベール・リニエでは、以前と同じラベルでワイン造りが継続されることになり、世界的に有名なブランドであるユベール・リニエの名前とラベルは、老夫婦と長兄が守ることになったのです。

 ドメーヌが所有する畑の総面積は約8.4haで、うち約6haは変わらずユベールの所有で、社名変更したEARL Lucie et Auguste Lignierにメテイヤージュ賃貸(収穫の3分の1相当分をユベールに地代として現物返済する契約)しています。  

 ユベール・リニエの持つ特級かつ看板商品は「クロ・ド・ロッシュ」と「シャルム・シャンベルタン」ですが、この内、シャルム・シャンベルタンはマゾワイエール側にある僅か0.0845haの極小の区画で、植えられている葡萄は1948年植樹の古樹、年間生産量は僅か1樽(300本)という超稀少レア・ワインです。

 また、ロマン氏の最後のヴィンテージとなった2003年のボトルのエチケットには彼を悼んで「キュベ・ロマン」の文字が刻まれています。

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