ヴォルネイ一級 クロ・ド・ラ・ブス・ドール2020[ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 13,860円(税込)
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かつてブルゴーニュ公、フランス国王、ボーヌ公が所有し、ドメーヌ名称の由来となった自慢のモノポール銘醸畑
[ヴォルネイ一級クロ・ド・ラ・ブス・ドール]


他の生産者から少し遅れ、2025年4月に入荷した最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品
[ヴォルネイ一級クロ・ド・ラ・ブス・ドール]


 このドメーヌの名前の元となったクロ・ド・ラ・プスドールの畑が最初に記録に登場するのは1272年という古いもので、ブルゴーニュ大公家が所有しその後、フランス王家のものとなった由緒ある畑ですが、「プス=Pousse」とは、「若芽とか新芽」の意味ですから、プス・ドールは、直訳すると「黄金の新芽」となります。 

 ところが、1967年にフランス政府が、ドメーヌが一つの畑のワインしか造っていない場合を除き、葡萄畑の名称をドメーヌ固有のものとして使用することはできないと決定したことから、ドメーヌの名称はそのままにして、同名の畑の方を「ブス・ドール(Bousse d'Ore)」と改名した経緯があります。

 その名称の推移は別にしても、この面積1.94haはドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールの単独所有する畑で、斜面が南東向きで午後の日照時間も長い立地で、そのワインは豊かで濃密な味わいを持つ、ヴォルネイの最上ワインとして知られます。

 現所有者の前に一時DRCの所有者であったジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェが所有していたこともありましたが、この由緒ある葡萄畑を持てたことを非常に誇りに思っていたようです。

 下の写真は、クロ・ド・ラ・ブス・ドールのゲートからドメーヌの邸宅方面を望む写真です。併せて、ドメーヌ・プス・ドール周辺のヴォルネイの葡萄畑の航空写真も掲載しておりますので、その位置をご確認下さい。





 ドメーヌ・ド・ラ・プスドールには、もう一つ有名なモノポール[ヴォルネイ一級クロ・デ・ソワサント・ウーヴレ]があり、この両者はいずれも甲乙つけがたいヴォルネイ最上ワインとなっています。

 こちらの商品は、ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールが単独所有するモノポール一級畑[ヴォルネイ一級クロ・ド・ラ・ブス・ドール]で、2025年4月入荷のドメーヌ蔵出し正規品です。

 他の生産者の多くは既に2022年ヴィンテージをリリースしていますが、プス・ドールは少し遅れ、2025年3月にようやく2020年ヴィンテージが日本に輸入されてきました。当店には2023年2月の2019年ヴィンテージ以来、2年ぶりの入荷となります。

 また、2020年のブルゴーニュについて、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。

 しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。また、続く2022年も豊作ではあるものの、人件費や輸送コスト等諸経費の値上がりにより、価格の高騰は継続しています。プス・ドールのワインも、今後の2021年ヴィンテージ以降は品薄と大幅な価格高騰が見込まれることから、比較的価格が落ち着いている2020年ヴィンテージを是非ご検討下さいませ。


 こちらはラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:ヴォルネイ一級
    クロ・ド・ラ・ブス・ドール2020
    
仏語名:2020 Volnay 1er Cru
     Clos de la Bousse d'Or   

生産者:ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール
    (Domaine de La Pousse d'Or)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン

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