メドック格付けを覆した歴史上唯一のシャトー

 毎年有名画家が描くエチケットでも有名な

 【シャトー・ムートン・ロートシルト】

 〜Chateau Mouton Rothschild〜

 

ボルドーの頂点に君臨する5つの第一級格付けシャトー。その中で歴史上唯一、1855年以来の格付けを覆し、第一級に昇格するという偉業を成し遂げたのがこの「シャトー・ムートン・ロートシルト」です。

 

  1855年の格付けの時に、シャトー・ムートンは他の4つのシャトーの後塵を拝し、第一級の格付けをもらえず、二級の憂き目を見ることになりました。

 

  この時の所有者は、ロートシルト家創業者の三男でイギリスに移住したナサニエル・ロートシルトでしたが、彼はこの時の悔しさを次の有名な言葉で表し、ここからイギリス・ロートシルト家の巻き返しが始まります。

 「Premier ne puis,Second ne daigne, Mouton suis. 」(訳:われ一級たり得ず、されど二級たることに甘んぜず。われムートンなり)

 

  特に、フランスに移住した創業者の五男のジェームス・ロートシルト家が所有するシャトー・ラフィット・ロートシルトが格付け一級を獲得しているだけに、誇り高きイギリス・ロートシルト家はムートンの二級格付けに我慢できなかったのでしょう。

  そしてついにナサニエルの曾孫バロン・フィリップ男爵の努力と執念が実を結び、ムートンの118年にもわたる悲願が叶い、1973年に一級昇格を果たします。  これには、畑、醸造技術、熟成方法に次々に改良を加えたほか、「シャトー元詰め」のような大きな変革をしたことがありますが、中でもユニークなものが、1924年から著名画家にエチケットのデザインを頼むようになったことで、毎年変わるエチケットはワイン愛好家の中で大変な人気になりました。

 

  一級昇格を果たした1973年の記念すべき年のエチケットには、巨匠ピカソの絵と共に、「Premier Je suis,second Je fus,Mouton ne change」(訳:われ一級たり、かつては二級なりき、されどムートンは変わらず)の文章が描かれ、フィリップ男爵の積年の努力が報われた喜びと共にムートンへの強い自負が表れています。

   

  ムートンは、五大シャトーの中では、最も豪勢なワインと言われ、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、飲み頃になるまでに時間がかかる長期熟成型のワインですが、ラフィットの優雅さ、マルゴーの女性らしさ、ラトゥールの男性的な力強さなどとは一線を画し、濃厚で芳醇、ふくよかで肉づきがよくリッチな味わいと言われる魅惑的なワインです。

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