クロ・ド・タール上に位置するモレ・サン・ドニの村名畑
一級昇格申請中の[アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ]
ブリュノ・クレールの苦難の時代にドメーヌを支えた思い入れの深い村名格畑
質・量共に豊作な優良年、最新ヴィンテージ2022年の
ドメーヌ蔵出し正規品
[モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ ルージュ 2022]
かつて祖父が造った偉大なドメーヌ、クレール・ダユを継承するドメーヌ・ブリュノ・クレールは、現在20ha以上の葡萄畑を所有する大ドメーヌに発展していますが、1970年代から1980年代前半までは、一族の相続を巡る争いで大変苦労をしていました。
1979年に自分のドメーヌを起ち上げてはいたものの、祖父の残した所有畑を十分に受け継ぐことができず、1979年の時点でドメーヌが所有していた畑は、マルサネとフィサン、それにサヴィニ・レ・ボーヌのドミナードとこのモレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィだけだったのです。
ブリュノ・クレールは、特級クロ・ド・タールの上の標高300mの高地にあり、荒れ地となっていたこのアン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィを開墾し、0.65haにピノ・ノワールを、0.51haにシャルドネを植え、アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィの赤と白を造り始めたのです。ドメーヌ・ブリュノ・クレールは、その後、両親や兄弟の持ち畑を統合し、今日に至るわけですが、このアン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィは、ドメーヌの苦難の時を救ったブリュノ・クレールにとって大変思い入れの深い畑です。
モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィは、特級畑クロ・ド・タールの上斜面に位置する4.81haの村名格畑で、表土はほとんどなく、葡萄樹は岩から直接生えているように見えるほどですが、葡萄は良く育っています。このアン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィの畑では、ブリュノ・クレール以外にも、ミシェル・グロとペロ・ミノが造っており、現在一級昇格申請中で、INAOによる審査が行われています。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品[モレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ ルージュ2022]です。
このブリュノ・クレールのモレ・サン・ドニ アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ ルージュは、輸入元資料によれば、『白とは対照的に、リッチでまろやか。穏やかな酸味を持ち、シルキーな喉越しの赤ワイン』となります。
2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。
こちらは、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:モレ・サン・ドニ
アン・ラ・リュ・ド・ヴェルジィ ルージュ 2022
仏語名:2022 Morey-Saint-Denis
En la Rue de Vergy Rouge
生産者:ドメーヌ・ブリュノ・クレール
(Domaine Bruno Clair)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン