ムルソー2021 [ドメーヌ・ピエール・モレ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 14,960円(税込)
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ドメーヌ・ルフレーヴの名声を築いた元醸造長ピエール・モレが造るムルソー内の三区画の葡萄をブレンドしたドメーヌ物の[ムルソー]

霜害と病害により、収量が激減した最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ムルソー2021]


 ピエール・モレは、1988年〜2007年までの20年間にドメーヌ・ルフレーヴの醸造長を勤め、この間にルフレーヴを世界一の白ワイン生産者として現在の揺るぎない地位を築きました。その一方で、自身の小さなドメーヌを運営、さらにラフォンの畑返却による利益減少の埋め合わせとして、1992年にはネゴス・ブランドの「モレ・ブラン」を設立し、二足のわらじならぬ三足のわらじを履くことになったのです。

 ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘のアンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作し、同時にモレ・ブランを経営していますが、葡萄畑ではルフレーヴと同様に1993年から有機農法に切り替え、1998年以降ビオディナミに転換しています。

 ピエール・モレは、白ワインの生産地ムルソーの造り手であることから、ネゴシアンの方の名称の「ブラン(Blanc)」は、「白ワイン」を意味していると思われがちですが、この「ブラン」は奥様の旧姓だそうです。

 ドメーヌとネゴスの両方を運営する造り手のワインは、ドメーヌを「主」、ネゴスを「従」ととらえられがちですが、ピエール・モレの場合はそれにあたらず、ネゴスの葡萄区画でも自ら畑仕事をする等ドメーヌ同様のケアがとられており、モレ・ブランは、「ドメーヌ的ネゴシアン」と評価されています。

 従って、たとえば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、その葡萄が栽培された区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはないと言われるほどです。

 こちらの商品は自社畑の葡萄で造る最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品の村名ワイン[ムルソー 2021]です。

 ドメーヌ物の村名ムルソーは、ムルソーの中に所有する、[Le Forges ]、[Les Pellans]、 [Les Chaumes]の三つの村名畑から収穫された葡萄をブレンドして造られます。下の通り、ドメーヌ公式HPで所有畑を公開しておりますので、各畑の位置をご確認下さい。三区画の面積は合計で、0.86ha、植えられている葡萄樹の平均樹齢は30年です。



 また、最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。

 ある著名生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。

 この収量減による蔵出し価格の上昇に加え、ユーロ高、更に紅海におけるフーシ派の外国船舶への攻撃を回避するためのアフリカ喜望峰迂回運送ルートの影響もあり、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。 

 
 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:ムルソー2021
   
仏語名:2021 Meursault 
   
生産者:ドメーヌ・ピエール・モレ
   (Domaine Pierre Morey)
容量 :750m
タイプ:白ワイン
 



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