アイ村の東に位置する「ビスイユ」の区画の樹齢40年のシャルドネを主体に造る初リリースのキュヴェ
「レ・ヴィーニュ・ド・ビスイユ 1er Cru エクストラ・ブリュット NV」
2016年産の葡萄をベースとし、48ヶ月の熟成後2021年7月にデゴルジュマンされた初デビューのキュヴェ
*売切れ中でしたが、2023年7月下旬再入荷!!
フランスを代表するワインガイド誌「レ・メイユール ヴァン・ド・フランス(Les Meilleurs Vins de France)」において、 2016年の時点で、三ツ星生産者の栄光を手にしているのは9社で、その内訳は、NM(ネゴシアン・マニュピラン)では、「ボランジェ、クリュッグ、ポル・ロジェ、ルイ・ロデレール、ジャクソン、サロン」の6社、RM(レコルタン・マニュピラン)では、「エグリ・ウーリエ、アグラパール、ジャック・セロス」の3社で、シャンパーニュの生産者数5200社の内の僅か9社に過ぎません。
特に生産者数4800社のRMの中からエグリ・ウーリエが3社の一つとして選ばれ、しかも2008年にRM最初の三ツ星生産者の栄光に輝いたのは快挙と申せます。
エグリ・ウーリエは1930年創業で、長らく無名の生産者でしたが、1990年にフランシス・エグリ氏が4代目当主に就任後、ブルゴーニュのヴィニュロンの葡萄栽培方法やワイン造りを参考に、大転換を図ることに成功します。
そして、1990年代後半にはアンボネ村のトップ生産者となったエグリ・ウーリエの造るシャンパーニュは、「特級村のみが持つミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディのバランスがとれたシャンパーニュ」として評判となり、更にロバート・パーカーを始めとする著名ワイン評論家も高く評価したことから、世界的な認知もされ、2008年に三ツ星生産者の栄誉を授かることになったのです。
特にエグリ・ウーリエは、ピノ・ノワールの聖地であるモンターニュ・ド・ランス地区のアンボネイ村に居を構えていることから、樹齢60年を超える古樹のピノ・ノワールのみを使用して造るブラン・ド・ノワールは、シャンパーニュ随一と絶賛される逸品で、「ブラン・ド・ノワールで、エグリ・ウーリエを超える生産者はいない」と言わしめるほどのドメーヌを代表するフラッグ・シップ・キュヴェです。
こちらの商品は、2021年7月デゴルジュマンのエグリ・ウーリエのビスイユに所有する自社畑の樹齢40年のシャルドネを主体として造る「エグリ・ウーリエ レ・ヴィーニュ・ド・ビスイユ 1er Cru エクストラ・ブリュット NV」で、今回が初リリースのキュヴェです。
エグリ・ウーリエの新しいキュヴェが、こちらの「 レ・ヴィーニュ・ド・ビスイユ 1er Cru エクストラ・ブリュット NV」です。シャルドネ 70% と残りはピノ・ ムニエとピノ・ノワールのブレンドで、すべてオーク樽で醸造されています。ノン・ヴィンテージながら、通常のシャンパーニュ・ハウスのミレジメ級を上回る48ヶ月の熟成を経て、2021年7月に3グラムのドサージュで、デゴルジュされた最初のリリースとなったこのデビュー作は、2016産ヴィンテージの葡萄をベースとしています。
さわやかな果樹園の果実、レモンオイル、ミント、白い花、アーモンドの香りが漂い、ミディアムからフルボディ、ワインのような味わいで彫りがあり、果実の包み込むような核が明るい酸とチョーキーな構造に囲まれています。最後は塩気のある長い余韻で終わり、エグリ、ウーリエの ブリュット グラン クリュNVに次ぐ、素晴らしいワインです。
(ご参考までに、ワイン法の規定ではノン・ヴィンテージは15ヶ月、ミレジメは36ヶ月以上の熟成期間が必要となっています。)
こちらの商品は、明治34年創業のさいたま市の老舗卸商(株)松澤屋様がリーファー・コンテナで直輸入したもので、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:エグリ・ウーリエ
レ・ヴィーニュ・ド・ビスイユ 1er Cru
エクストラ・ブリュット NV
仏語名:Egly-Ouriet Les Vignes de Bisseuil
1er Cru Extra Brut NV
生産者:エグリ・ウーリエ
(Egly-Ouriet)
容量 :750ml
タイプ :シャンパーニュ