格付け第三級ながら五大シャトーのシャトー・マルゴーとAOCマルゴーのトップの座を競う名シャトー
春先の霜害という厳しい自然条件を乗り越えた、極めて高品質で、パーカー・ポイント「97点」を獲得した2017年の逸品
2024年6
月入荷のシャトー蔵出し品のバック・ヴィンテージ[シャトー・パルメ2017]
人気漫画「神の雫」の中で「第三の使徒」として1999年パルメが選ばれたことで、日本でも有名になったメドック格付け三級のシャトー・パルメですが、元々AOCマルゴーでは五大シャトーの一つシャトー・マルゴーとトップの座を競うほどの名シャトーです。
シャトーの名称は、1800年代初頭の所有者イギリス少将チャールズ・パーマー氏に由来しています。メルロー比率が高く、果実味豊かで、複雑さと舌触りの良さ、深みのある凝縮感。そして、あふれんばかりのタンニンと豊かな芳香が特長とされます。
著名なワイン評論家パーカー氏は、『パルメは公式には一級ではないが、一級品質のワインを造るシャトー』として絶賛しており、価格も評価も格付け三級シャトーの水準を大きく凌駕し、五大シャトーに迫るほどとなっています。
こちらの商品は、2024年6月入荷のシャトー蔵出し品のバック・ヴィンテージ[シャトー・パルメ2017]です。
ボルドーの2017年は、春先に快晴が続き、例年より10日前後成長が早かったことで、4月21日と4月27日の二度にわたる霜による被害が甚大なものとなりました。
ボルドー地区では地上の空気攪拌のためにヘリコプターを飛ばしたり、畑でのキャンドル点火(焚火)等、懸命な霜対策を講じました。これは1956年、あるいは1991年におきた霜害を喚起させる(あるいはそれをも上回るほどの)厳しさで、その結果、収量は前年2016年に対して約40%減少しました。
しかし、収量と品質は別で、霜害後は、晴天に恵まれ、7月を除いては2016年を上回る日照時間が確保でき、収量こそ少ないものの、極めて高品質な葡萄が収穫された優良ヴィンテージとなっています。
[シャトー・パルメ2017]のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン42% メルロー54% プティ・ヴェルド4%で、パーカー・ポイントは97点。予想される飲み頃は、2023年〜2050年とされていますので、飲み頃はまだまだ先のようです。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のシャトー蔵出し品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。店舗内セラー保管商品です。
商品名:シャトー・パルメ 2017
[メドック格付け第3級]
仏語名:2017 Chateau Palmer
[Troisiemes Cru Classes Du Medox]
AOC:マルゴー
容量750ml 赤ワイン