ボーヌ最高の一級畑レ・グレーヴ造る秀逸な赤
「ボーヌ一級レ・グレーヴ ルージュ 2018」
カロリーヌ・モレ名義ながら同じ施設で夫ピエール・イヴと夫婦共同で造るボーヌの一級赤ワイン
*2022年11月中旬入荷の好コンディションで、飲み頃も近く、価格面でもお買い得な正規品のバック・ヴィンテージ。
シャサーニュ・モンラッシェの造り手「ジャン・マルク・モレ」の娘カロリーヌ・モレは、サントーバンの名匠マルク・コランの長男ピエール・イヴとの結婚を機に共同で設立・運営しているのが、「ドメーヌ・イヴ・コラン・モレ」で、当初はネゴシアンビジネスで、初ヴィンテージは2001年ですが、デビュー当初から欧米のワイン関係者から絶賛され、現在最もエキサイティングなブルゴーニュのライジング・スターと言われています。
妻のカロリーヌは、ドメーヌ・イヴ・コラン・モレを夫と共に共同で運営する一方で、2014年に父ジャン・マルク・モレの引退により、7haの畑を相続し、2014年ヴィンテージから「カロリーヌ・モレ」名義でワインを造り始めています。このような形態はブルゴーニュでは比較的多く、例えばドメーヌ・ルロワの当主ルロワ女史は、ルロワ女史の個人ドメーヌのドーヴネを別途所有しており、これと同様にドメーヌ・カロリーヌ・モレは、カロリーヌ夫人の個人ドメーヌです。
ドメーヌ・イヴ・コラン・モレもカロリーヌ・モレも2014年に建てられた新しい施設を利用し、夫婦共同で醸造にあたっており、醸造に際してもプレマチュア・オキシデーション(熟成前の早期酸化)避けるため、熟成中のバトナージュを止め、樽も伝統的な228リットルより一回り大きい350リットルを用いている他、コルクを打栓後は蝋封を施し、瓶詰後の酸化を抑えるなど、ピエール・イヴ・コラン・モレに準じた造りをしていることから、名義こそ「カロリーヌ・モレ」ではあるものの、実質的には「ピエール・イヴ・コラン・モレのワインと同じもの」と言えるのではないでしょうか。
こちらは父ジャン・マルク・モレから相続し、カロリーヌ・モレ名義で造るボーヌ最高の一級赤ワイン「ボーヌ一級レ・グレーヴ ルージュ 2018」で、2022年11月中旬に輸入元倉庫から入荷したドメーヌ蔵出し正規品のバック・ヴィンテージです。
ボーヌの一級畑レ・グレーヴは万人が認めるボーヌ最高の畑で、朝日の当たる東向けの急斜面の酸化鉄の混じる赤土土壌からは、ボーヌの一級畑の中で最も芳醇で、若いうちからも楽しめ、なおかつ長期熟成にも耐える秀逸なワインを産み出します。
カロリーヌの父、ジャン・マルク・モレは、シャサーニュを本拠とする造り手でしたが、ここボーヌの一級畑レ・グレーヴにも区画を所有し、赤ワインを造ってきており、カロリーヌもこの畑を相続し、赤ワインを造っています。
また、2018年は、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。
*ご注意下さい。
ピエール・イヴ・コラン・モレと同様に、瓶詰め後の酸化の影響を極力排するため、ドメーヌ・カロリーヌ・モレのキャップシールは濃緑色の蝋(ろう)キャップのため、日本への輸送中や長期の保管中に一部がはがれたり、欠けていることがあります。これは不良品ではなく、品質には全く影響しませんので、蝋キャップの一部がはがれたり、欠けていることによる返品・交換等はお受けできません。
こちらの商品は、ラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ボーヌ一級レ・グレーヴ ルージュ 2018
仏語名:2018 Beaune 1er Cru
Les Greves Rouges
生産者:ドメーヌ・カロリーヌ・モレ
(Domaine Caroline Morey)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン