1851年にシャルル・カミーユ・エドシックがランスで創業し、現在まで世界中の愛好家を魅了するシャンパーニュ・ハウス

チャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚の際の「ロイヤル・ウェディング・キュヴェ」等英国王室御用達のシャンパーニュ・ハウス

 【シャルル・エドシック】

         〜Charles-Heidsieck〜


 

 シャルル・エドシックは、1851年にランスで設立されたシャンパーニュ・ハウスで、創業者は当時29歳で、天才的な「起業家」でありながら「冒険家」としても名を馳せた「シャルル・カミーユ・エドシック」です。

 エドシックと名の付く有名シャンパーニュ・ハウスにはこの「シャルル・エドシック」の他に、「パイパー・エドシック」があります。この二つのエドシックの関係をご説明すると、パイパー・エドシックは、元々羊毛商であったドイツ人のフローレンス・ルイ・エドシックによって1785年に創業されました。そして、シャルル・エドシックの創業者シャルル・カミーユ・エドシックの父シャルル・アンリ・エドシックはパイパー・エドシック創業者ルイ・エドシックの甥にあたり、叔父の営む「パイパー・エドシック」を世界に広めるため幅広く活動していたようです。

 そして、シャルル・アンリ・エドシックの子シャルル・カミーユ・エドシックが1851年に新たに設立したのがこちらのシャルル・エドシックです。当時弱冠29歳であったにもかかわらず、理想を実現するべく、自身の個性を反映し、自らの名を冠したシャンパーニュブランドを起ち上げたのです。

 高品質で贅沢なシャルル・エドシックのシャンパーニュは、1859年のボルドー万国博覧会で金賞を受賞し、それ以降は瞬く間に、ロシア、スウェーデン、オランダ、ポルトガル、バイエルン、プロイセン、ザクセン・ワイマール、スペイン、ルクセンブルク、オーストリア、エチオピアなど世界の王室や宮廷で愛飲されるようになりました。

 また、他のシャンパーニュメゾンに先駆けて新世界アメリカに新たな市場を見出し、大成功を収めます。冒険家、起業家、粋なジェントルマンとして同世代人に知られ、多くの偉大な著名人を魅了してきた彼は、Charles (シャルル=英語読みでチャールズ)の愛称から、後に「シャンパン・チャーリー」と呼ばれるようになり、映画や歌のモデルにもなりました。

 シャルル・エドシックの高品質のシャンパーニュを造りだしている要因の一つがその熟成庫です。シャルル・エドシックでは、創業時から、2000年前のローマ時代からある「クレイエール」と呼ばれるかつての「採石場跡」を熟成庫として利用しています。創業当時は見向きもされなかったクレイエールでしたが、迷路のように入り組んだ地下道と地下室の湿度がシャンパーニュの熟成に最適であると、創業者のシャルル=カミーユは見抜いていたのです。

 シャルル・エドシックは、英王室との関わりも深く、1897年にエドワード7世御用達となり、1977年にはエリザベス2世在位25周年限定ワインを製造。1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚の際には「ロイヤル・ウェディング・キュヴェ」を発表し、世界中で愛されるシャンパーニュ・ハウスとして揺るぎない地位を築いているのです。

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