2004年にフェヴレ社からミュニエ家に帰ってきた
コート・ドール最大のモノポールの一級畑
霜害と病害により、収量は激減したものの、素晴らしい出来栄えとなった2021年ヴィンテージのドメーヌ蔵出し正規品
[ニュイ・サン・ジョルジュ一級クロ・ド・ラ・マレシャル ルージュ2021]
ドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエは、フランスで最も権威あるバイヤーズガイド「メイユール・ヴァン・ド・フランス」で「最高の3ツ星生産者」、「シャンボールのエレガントさを存分に体現する由緒正しきドメーヌ」、 「熱烈ファンを持ち、あまり市場に出回らない入手困難な希少ワインの生産者」等々、シャンボールで最高の造り手の一人として称賛されており、今や世界のワイン愛好家が探し求めるワインの一つです。
しかし、ミュニエの所有する畑は、ミュジニー、ボンヌ・マール、レ・ザムルーズとブルゴーニュ屈指であるものの、生産量は少なく市場に出回らない希少プレミアムワインのため高価かつ入手困難で、その素晴らしさを味わう機会も限られています。
確かに、ミュニエの所有する畑は、特級ミュジニー1.13ha、ボンヌ・マール 0.36ha、一級レ・ザムルーズ0.53ha、フュエ 0.7ha 、ヴィラージュでも1.33haしかないため、生産量が少なく、毎年瞬く間に完売してしまうのです。
こちらの商品は、2021年ヴィンテージのドメーヌ蔵出し正規品[ニュイ・サン・ジョルジュ一級クロ・ド・ラ・マレシャル ルージュ2021]です。
ニュイ・サンジョルジュ一級クロ・ド・ラ・マレシャルは、1950年から2003年までフェヴレ社に貸していた畑ですが、2004年にミュニエ家に帰ってきた、ブルゴーニュ最大の面積9.55haのモノポール畑です。この貸し出していた畑は50年間フェヴレ社のフラッグシップだった素晴らしい畑でしたが、2004年からミュニエのモノポールとして栽培・醸造を開始し、フェヴレ時代をはるかに上回るエレガントなワインと評判になっています。
ブルゴーニュ最大のモノポール畑で、生産量も多いことから市場で見るミュニエのワインのほとんどがこのクロ・ド・ラ・マレシャルの赤になりますが、決して不人気というわけではなく、生産量が多いため市場で見かけるものの、過去ヴィンテージは勿論完売となっており、特に2020年ヴィンテージ以降は輸入元から厳しい割当本数となり、入手が難しくなっています。
一般的にニュイ・サンジョルジュはがっしりした堅牢なワインのイメージですが、ミュニエが造るこのクロ・ド・ラ・マレシャルはシャンボール的な繊細さ・エレガンスさを持ったワインです。
ブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。
ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ニュイ・サン・ジョルジュ
一級クロ・ド・ラ・マレシャル ルージュ2021
仏語名:2021 Nuits Saint Georges
1er Cru Clos de la Marechale Rouge
生産者:ドメーヌ ジャック・フレデリック・ミュニエ
(Domaine Jacques Frederic Mugnier)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン