複数区画の平均樹齢80年の古樹のブレンドで造るドニ・バシュレの村名ジュヴレ・シャンベルタン
質・量共に豊作な優良年、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品
[ジュヴレ・シャンベルタン V.V. 2022]
30年前、祖父母からドメーヌを受け継いだ時、ドニ・バシュレは、僅か1.8haの葡萄畑しか所有していない小さな造り手でした、そして現在その規模は2倍以上になりましたが、それでも4.73haの葡萄畑を所有するに過ぎない小規模生産者です。
従って、所有するアペラシオンもワイン生産量も少ないため、日本においては知名度がやや低い造り手かもしれませんが、実は、英国のブルゴーニュワイン専門家、クライヴ・コーツ氏が出版した「ザ・ワインズ・オブ・バーガンディ」2008年版で、DRCやルロワ、アルマン・ルソーら17生産者と共に3ツ星を獲得した、ジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置く凄腕の造り手なのです。
そして、このドメーヌで特筆すべきは樹齢の高さです。村名ジュヴレ・シャンベルタンが平均樹齢80年、1級コルヴォーで丁度100年、 特級シャルム・シャンベルタンに至っては100年を超えており、この高い樹齢が凝縮味に溢れ、緻密な構造をもつワインの源泉となっており、まさに「知る人ぞ知るジュヴレの秀逸な造り手」です。
こちらの商品は、ドニ・バシュレがジュヴレ・シャンベルタン内に所有する複数の村名区画の葡萄をブレンドして造る最新ヴィンテージ2022年のヴィラージュ・ワイン[ジュヴレ・シャンベルタン V.V. 2022]です。
ドニ・バシュレのヴィラージュ・ワイン[ジュヴレ・シャンベルタン V.V.]は、村名畑ラ・ビュリ(La Burie)、シャンペリエ(Champerriers)、デレ(Deree)、シルヴィー(Sylvie)、ジュスティス(Justice)、ジュヌ・ロワ(Jeunes Rois)の6つの村名格畑から構成されていますが、ラ・ビュリ(1920年植樹)、シャンペリエ(1930年代植樹)といった古木の葡萄を使い、このキュヴェも平均樹齢80年のヴィエィユ・ヴィーニュです。
村名畑の中では、村の北に位置するデレの葡萄が最も使われていますが、これらの村名畑は、土壌がそれぞれ異なるため、天候によって区画毎の葡萄の出来も異なり(例えば、ジュスティスは、砂地で乾いた年は良くないが、雨の多い年は成功)、これらをうまくバランスをとって仕立てています。
古樹の葡萄は、房も実も小さく、自然に凝縮したワインが生まれます。卸元資料では、ドニ・バシュレの村名ジュヴレ・シャンベルタンについて『これぞジュヴレというがっしりしたストラクチャーだが、完熟した果実味がタンニンをオブラートのように包み込み、喉越しはなめらか』とコメントしています。
2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタンV.V.2022
仏語名:2022 Gevrey- Chambertin V.V.
生産者:ドメーヌ・ドニ・バシュレ
(Domaine Denis Bachelet)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン