ブルゴーニュ最高峰生産者クロード・デュガがジュヴレの各地に分散する12のクリマをアッサンブラージュして造る人気村名ワイン
最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品
[ジュヴレ・シャンベルタン2022]
ドメーヌ・クロード・デュガは、全盛期のロマネ・コンティを脅かす存在と言われるブルゴーニュ最高峰のワイン生産者で、カルト的な人気を誇る小規模ドメーヌです。
有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏は、これまで6本のブルゴーニュ・ワインに対し、100点満点を付与していますが、その内訳は、ドメーヌ・ロマネ・コンティが3本、ドメーヌ・ルロワが2本で、あと1本がこのドメーヌ・クロード・デュガの造った「1993グリオット・シャンベルタン」なのです。
クロード・デュガの品質の鍵は、原料となる葡萄にあり、その信条は収量が少ないこと、収穫される葡萄が完熟していること、古樹であること、そして自然と調和して手をかけすぎないことという不干渉主義に基づいています。
そのようにして造られるデュガのワインは、恐ろしいほど豊かで凝縮感の強い、複雑なアロマを持つ華やかなワインとして知られます。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品の村名ワイン[ジュヴレ・シャンベルタン2022]です。
クロード・デュガは、低収穫量を実現していることから、他の同じクラスのワインよりも凝縮した果実味を感じさせ、ブラインドで飲むと、ブルゴーニュ・ルージュが村名ジュヴレ・シャンベルタン、村名ジュヴレ・シャンベルタンが1級畑と、それぞれワンランク上のアペラシオンと間違える程の充実感があると言われます。クロード・デュガはそれほど秀逸なワイン生産者なのです。
小規模ドメーヌで知られるクロード・デュガの中で、最も栽培量の多いジュヴレ・シャンベルタンは、アペラシオン各地に分散する12区画の葡萄がブレンドされており、ブルゴーニュ・ワインの王様と呼ばれるジュヴレ・シャンベルタン村の全体像を感じることができます。
樹齢は最古の葡萄で100年、平均樹齢は60年です。ヴィラージュのジュヴレ・シャンベルタンは、フランソワ・フレール製の新樽60%と1年物の樽40%で18カ月の熟成となっており、バランスの良さ、複雑さ、余韻の長さのすべてが、このワインを素晴らしい一品に仕上げています。
畑も小さい上に徹底的な選果をするため生産量はきわめて少なく、その上超人気生産者でもあることから、おのずと需給バランスは狂い、特級・一級のキュベを市場で見つけるのは従兄弟のデュガ・ピィ同様、大変困難を極めます。
とりわけ 特級のグリオット・シャンベルタン(0.16ha)とシャペル・シャンベルタン(0.1ha)、シャルム・シャンベルタン(0.31ha)は、もはやエチケットを見る機会のないほどの稀少品かつ高価格で、正に「高嶺の花」的存在です。
そのようなクロード・デュガのラインナップの中にあって、比較的お手頃な価格で入手可能、また、若い内から魅力的で長期熟成も可能ということで、ドメーヌの中でも人気のあるのが、こちらの村名ジュヴレ・シャンベルタンです。
2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。
ドメーヌの若き当主ベルトラン・デュガ氏も、『2022年は官能的でエレガントなワインに仕上がっており、品質には満足をしている』と語っていますが、6月下旬に雹を伴う大嵐に見舞われたため、収量は2021年より僅かに増えただけであった点が残念のようです。
こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン2022
仏語名:2022 Gevrey-Chambertin
生産者:ドメーヌ・クロード・デュガ
(Domaine Claude Dugat)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン