ネゴシアン部門[デュジャック・フィス・エ・ペール]が造るドメーヌ物と遜色のない秀逸なワイン
最新ヴィンテージ2020年のシャンボールの人気ヴィラージュワイン「シャンボール・ミュジニー2020」
ドメーヌ・デュジャックの歴史は、ベルギー出身の創設者ジャック・セイスが1968年にドメーヌ・グライエを買い取り、自らの名前、ジャックをもじって、ドメーヌ・デュジャックと名付けたことに始まります。
それ以降、そのワインは高く評価され、ドメーヌは畑を買い増すなど順調に拡大を続け、今やモレ・サン・ドニは勿論、ブルゴーニュを代表する大ドメーヌとして最高峰人気生産者の地位に君臨していることは皆様のご承知の通りです。
現在は、ジャックの息子、ジェレミーとアレックスがそれぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを引き継ぎ、世代交代が行われています。
そして、2000年にジェレミーが父のサポートの下で、ネゴシアンビジネスのために興した会社が「デュジャック フィス・エ・ペール」です。
「ペール・エ・フィス」(父子)は見かけますが、「フィス・エ・ペール」(子父)は珍しい順番の書き方であり、ジェレミー氏が中心になって行われていることを意味しています。
デュジャック・フィス・エ・ペールはネゴシアンですが、単に畑を自分たちが所有していないだけで、畑の管理や手入れ、葡萄の収穫までデュジャックのスタッフが行っています。
また、葡萄の購入契約は葡萄の量ではなく面積単位でされており、従って収量制限もデュジャックの思い通りできることから、実質ドメーヌ物といっても過言ではない造りで、稀少で高価なドメーヌ物、あるいはドメーヌが所有していないアペラシオンを補っており、ブルゴーニュ愛好家にはとてもありがたい存在です。
こちらの商品は、デュジャック・フィス・エ・ペールの最新ヴィンテージ2020年のヴィラージュ・ワイン「シャンボール・ミュジニー2020」です。
シャンボール・ミュジニーは、石灰岩質土壌を基盤とした村で、他の村と比べると高い標高が特徴で、ミネラル感を豊富に含んだ、綺麗な酸が魅力なエレガントなスタイルに仕上がっています。
デュジャックでは、ドメーヌ物の村名シャンボール・ミュジニーもリリースしており、アペラシオンが重複していますが、それぞれ別々に醸造、瓶詰されています。
また、最新ヴィンテージ2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。
しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。
この影響もあり、2020年ヴィンテージは大幅な価格高騰かつ日本への輸入量も減少し、入手困難となっていますが、来年リリースの2021年ヴィンテージのワインは、更なる価格高騰と品薄が必至ですので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さいませ。
こちらの【秘蔵】マーク商品は、エノテカ様経由当店が購入後、直ちに環境と設備の優れた同社のワイン専用倉庫の那須エイジングワインセラーに搬入し、現在も保管を委託中のものです。
また、セラー契約で一旦倉庫外に出たワインの再入庫はできないことから、商品写真はエノテカ施設内で撮影したもので、搬入後から現在まで、一切倉庫外には出ておらず、この間、動かされることなく、良好なコンディション下で熟成のための眠りについている希少プレミアムワインです。
当店では、このように買付から現在の保管に至るまで一度もエノテカ(株)の管理下から外れたことのないワインを【秘蔵】と定義し、これに該当するワインにのみ【秘蔵】マークを付けています。
こちらのエノテカ那須エイジングワインセラー保管商品については、「良コンディションの維持」、「配送期間の短縮」及び「配送に伴うリスク軽減」のためエノテカ那須エイジングワインセラーからお客様の元へクール宅急便で直送いたします。
また、エノテカ那須エイジングワインセラー保管商品と店舗内保管セラー商品を同時にご購入になった場合には、原則として、エノテカ那須及び当店からそれぞれを個別に配送いたしますが、その場合の追加の配送料はいただきません。
*エノテカ㈱と、当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。
【商品内容】
商品名:シャンボール・ミュジニー2020
仏語名:2020 Chambolle-Musigny
生産者:デュジャック・フィス・エ・ペール
(Dujac Fils et Pere)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン