レジオナルながらモレ・サン・ドニとジュヴレ・シャンベルタンの葡萄を使った贅沢なキュベ
[ブルゴーニュ キュベ・デュ・パンソン]
ポンソを味わう最初のステップとしてお薦めの、ACブルゴーニュの水準を遥かに超え、銘柄中一番の人気ワイン
霜害と病害により収量は激減したものの、厳しい自然条件を克服した葡萄により、果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなった2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ブルゴーニュ キュベ・デュ・パンソン2021]
ドメーヌ・ポンソはモレ・サン・ドニ村で、ドメーヌ・デュジャックと並んで高く評価されるドメーヌです。
デュジャックは1968年創設の新興勢力とも言うべきドメーヌですが、これに対しポンソは1872年にウィリアム・ポンソによって創設された歴史ある老舗名門ドメーヌと、対極の存在です。
2014年版のレ・メイユール・ヴァン・ド・フランスではポンソは新たに三ツ星生産者に昇格しており、DRC、アルマン・ルソー、ジョルジュ・ルーミエ、ルロワ等と並ぶブルゴーニュの超一流生産者として認められています。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品のレジオナル赤ワイン[ブルゴーニュ キュベ・デュ・パンソン 2021]です。
「パンソン」とは鳥の「カワラヒワ」の意味で、畑の名前ではありません。ポンソは特級以外のワインには畑の名ではなく、鳥や昆虫の名前を付けています。
これ以外では、例えば、シャンボール・ミュジニーでは「シガール(セミ)」、ジュヴレ・シャンベルタンでは「ラベイユ(ミツバチ)」、モレ・サン・ドニでは村名が「グリーヴス(ツグミ)」、一級は「アルーエット(ヒバリ)」等を愛称として使っています。
ポンソが所有する畑の特徴は、大部分が特級畑であるため、必然的に、特級以外の一級、ヴィラージュ、レジオナルのワインは生産量が少なく、しかも比較的手頃な価格でポンソの素晴らしさを味わえるとあって、これら小鳥や昆虫の名称をつけたワインは引く手あまたで、リリースと同時に直ぐに市場から姿を消してしまいます。
こちらの[ブルゴーニュ キュベ・デュ・パンソン]も、レジオナルながらモレ・サン・ドニとジュヴレ・シャンベルタンの葡萄を使った贅沢なキュベ、かつポンソのラインナップの中でお手頃の価格で、ポンソを味わう最初のステップとしてお薦めですが、残念なことに生産量も少なく、リリース後瞬く間に完売となるドメーヌの銘柄中一番の人気ワインです。
ブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。
ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
こちらの商品はラックコーポレーション様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ブルゴーニュ
キュベ・デュ・パンソン2021
仏語名:2021 Bourgogne
Cuvee du Pinson
生産者:ドメーヌ・ポンソ(Domaine Ponsot)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン