ブルゴーニュ・アリゴテ ジュヌ・ヴィーニュ(J.V.)2022[アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ]

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販売価格 8,910円(税込)
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コルトンの丘の麓の畑のアリゴテ種の若木の葡萄で1745本造られた2022年初ヴィンテージの稀少キュヴェ
[ブルゴーニュ・アリゴテ ジュヌ・ヴィーニュ]


元ルフレーヴの醸造責任者で、現代ビオディナミ農法の第一人者が醸す最新ヴィンテージの蔵出し正規品
[ブルゴーニュ・アリゴテ ジュヌ・ヴィーニュ 2022]

*完売いたしました。ありがとうございます

 アントワーヌ・ルプティ・ラ・ビーニュ氏は、フランスの理工系最高学府であるエコール・ポリテクニークで分子生物学を修め、農学・葡萄栽培学・ワイン醸造学の学位を取得、 更にアグロ・パリで農業技師、アグロ・モンペリエで葡萄栽培と醸造学の修士号取得した葡萄の栽培から醸造までの専門知識を有するエリート科学者です。

 アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏のワインへの情熱は学問の領域にとどまらず、1997年には、フィリップ・ブルギニョン氏(1978年フランス最優秀ソムリエ)にワインテイスティングを教わり、2005年にアルザスのウンブレヒトでオーガニックとビオディナミの葡萄栽培を学んで実践し、2007年からはピュリニー・モンラッシェの名門ドメーヌ・ルフレーヴで8年間醸造責任者を務め、アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏の右腕として活躍し、ビオディナミ農法への転換を推し進めました。

 その後2015年のアンヌ・クロード・ルフレーヴ氏の死去を機にルフレーヴを去り、オーガニック・ビオディナミのコンサルタントとして国際的に活躍し、フランス理工系最高学府等での学識とルフレーヴ等での実践経験を兼ね備えた現代ビオディナミ農法の第一人者としての地位を確立しました。

 ルフレーヴで働いていた2014年には「35 questions sur la biodynamie(ビオディナミワイン35のQ&A)」を上梓しましたが、この本にはDRCの共同経営者オベール・ド・ヴィレーヌ氏が序文を寄せるなど、ビオディナミについて分かりやすく説明したものとしてヴィニュロンからワイン愛好者まで高い評価を受けた本で、2015年に白水社から日本語翻訳版が出版されていますので、この著者としてのアントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏の名をご存じの方もいらっしゃると思います。

 また、2023年冬発行の日本美術出版社のワイン専門誌「ワイナート111号(シン・ブルゴーニュ特集)」に、ブルゴーニュの新しい造り手として掲載されています。先祖代々からの畑と栽培・醸造技術を継承してきたヴィニュロンが大多数を占める中にあって、アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏は異色の存在で、閉鎖的なブルゴーニュに風穴をあける新たな潮流「シン・ブルゴーニュ」の旗手として大きく紹介されていますので、この記事でご存じの方も多いでしょう。

 そのアントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏が、ボーヌの賃貸式醸造施設を借り、2021年ヴィンテージに満を持して自らの名前を冠したワイン造りをスタートさせました。

 こちらの商品は、アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏の二年目となる最新2022年ヴィンテージの蔵出し正規品[ブルゴーニュ・アリゴテ ジュヌヴィーニュ 2022]です。

 
 アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏は、自身の畑を所有していませんが、長年ブルゴーニュで働いた経験やコンサルタントとしての指導経験から優れた葡萄栽培家を熟知しており、この[ブルゴーニュ・アリゴテ ジュヌ・ヴィーニュ]は、信頼できる栽培農家からの若木のアリゴテ葡萄から「1745本」造られました。今回2022年が初ヴィンテージとなるキュヴェです。

 輸入元資料では、『アリゴテは、コルトンの丘の麓の畑のもので、フードル(80%)と古樽(20%)で澱と共に14ヶ月醗酵熟成。清澄・濾過を行わず、ビオディナミカレンダーの果実の日に瓶詰。アリゴテ特有のジューシーで繊細な柑橘のフレーヴァーに樽のニュアンスが美しく溶け込み、力強く複雑で深みのある味わいが楽しめます。』とコメントされています。

 現在ブルゴーニュの葡萄畑のほとんどはピノ・ノワールとシャルドネに占められており、アリゴテの栽培面積は僅か6%程度に過ぎません。しかし、DRCのオベール・ド・ヴィレーヌ氏のブーズロンやポンソのモン・リュイザンが示したように、ブルゴーニュ原産のアリゴテは高品質のワインを生むだけでなく、気候変動や病気や害虫にも強く、料理とのマリアージュも優れていることから、見直されており、ルロワ、コシュ・デュリ、ルーロ、ラモネ、エマニュエル・ルジェ、シャルル・ラショー、ピエール・イヴ・コラン・モレ、ピエール・モレ、ミシェル・ラファルジュ、アラン・ユドロ・ノエラ等の著名な最高峰生産者がこぞって秀逸なブルゴーニュ・アリゴテを造っています。また、日本人女性醸造家の栗山朋子女史とギヨーム・ボット氏が運営する新進気鋭の造り手シャントレーヴが、2021年に5銘柄の区画名付きのブルゴーニュ・アリゴテをリリースし、人気を博していることも記憶に新しいところです。

 アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏も、ブルゴーニュ原産のアリゴテ種の葡萄を、その品質と共に今後の気候温暖化にも対応できる品種として大変重視しており、初ヴィンテージの2021年はブルゴーニュ・アリゴテ ヴィエィユ・ヴィーニュだけでしたが、今回2022年はブルゴーニュ・アリゴテ ジュヌ・ヴィーニュを新たにリリースし、二種類のキュヴェを造りました。

 なお、ご参考までに、アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏のブルゴーニュ・アリゴテの蔵出し価格は同じ蔵のブルゴーニュ・シャルドネと同一で、輸入元標準小売価格は、ヴィエィユ・ヴィーニュが「11,000円」、ジュヌ・ヴィーニュが「9,350円」となっております。

 アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏は、収穫後の葡萄がワインになる段階にビオディナミが関わるのは当然だと考えていますので、今回リリースの2022年ヴィンテージのワインには、亜硫酸を不使用とした他、天体のリズムを適用し、ビオディナミカレンダーの「果実の日」に瓶詰をするなど、醸造過程へのビオディナミ技術の応用に努めており、今後の更なる進化・発展が期待されます。

[*ご参考までに]亜硫酸不使用にもかかわらず、このボトルの裏に貼付の輸入者シールには、「添加物:酸化防止剤(亜硫酸塩)」の表記がありますが、酸化防止剤をまったく使用していないワインでも、醸造中に二酸化硫黄がごく微量自然発生することがあるため、 食品衛生法で「酸化防止剤含有」の表記が義務づけられているためです。

 昨年初めてリリースされたアントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏の2021年の白ワイン7銘柄、赤ワイン2銘柄の合計1万本は、『果実味溢れ、ピュアーで生き生きとした、アペラシオンの個性が引き出されたワイン』として、たちまち大評判となり、生産量も僅かであったことから日本への割当も少なく、正にあっという間に市場から姿を消してしまうほどの人気となりました。

 今や世界のブルゴーニュ愛好家がアントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ氏のワインを待ち望んでいますが、全ての作業を一人でこなし、職人的なワイン造りを目指していることから、今回リリースの最新ヴィンテージ2022年も総生産本数は2万本程度で、日本への割当も少なく、なかなか入手が難しい稀少ワインとなりそうです。是非この機会にアントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュのワインをお試し下さい。


*ご注意下さい。
 アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュのキャップシールはクリーム色の蝋(ろう)キャップのため、日本への輸送中や長期の保管中に一部がはがれたり、欠けていることがあります。これは不良品ではなく、品質には全く影響しませんので、キャップシールの一部がはがれたり、欠けていることによる返品・交換等は一切お受けできません。予めご了承下さい。


 こちらの商品は、ジェロボーム様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。 


【商品内容】
商品名:ブルゴーニュ・アリゴテ
    ジュヌ・ヴィーニュ 2022

仏語名:2022 Bourgogne Aligote Jeunes Vignes

生産者:アントワーヌ・ルプティ・ド・ラ・ビーニュ
   (Antoine Lepetit de La Bigne )
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

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