シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン2015 [マルゴー/Margaux]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 7,920円(税込)
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幾たびの変遷を経て、遂に復活したメドック格付け第2級シャトー 「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン」

優良年2015年の中でも特に傑出した出来栄えとなったAOCマルゴーの「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン2015」

 シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンは、15世紀から記録に残る歴史あるシャトーで、1789年まで所有していたデュルフォール家と畑の一部を持つ親族のヴィヴァン家の両家の名前をとって1824年に命名され、1855年にはメドック格付けで、見事に第2級シャトーの地位を獲得するほどの輝かしいシャトーでした。

 当然そのワインの評価も高く、ワイン好きで知られたアメリカ第3代大統領トーマス・ジェファーソンがラフィットやラトゥールといった五大シャトーと並んでデュルフォール・ヴィヴァンを絶賛するほどでした。

 ところが、1937年にシャトー・マルゴーに統合されることで、デュルフォール・ヴィヴァンの名は消え、それ以降かつてのデュルフォール・ヴィヴァンの畑で栽培された葡萄は、買収元のシャトー・マルゴーにおいて醸造され、シャトー・マルゴーやセカンドワインのパヴィヨン・ルージュ・シャトー・マルゴーの中にブレンドされることとなりました。

 その後、1961年にリュルトン家により、シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンはシャトー・マルゴーから独立し、その名が再び市場に出ることとなりますが、1961年から1990年代前半までのヴィンテージの評価は悲惨で、著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏は「1960年代〜1980年代のヴィンテージは、痛ましいもので、凡庸なくたびれたワインが次から次に現れているが、ここは格付けシャトーなのだからそれ以上のものを期待したい」と酷評しています。

 このような低評価が徐々に変ってくるのは、1992年にゴンザック・リュルトン氏がオーナーとなり、大きく設備投資を行った後の1990年代後半からです。

 元々、メドック格付け第2級の優良シャトーで、買収により一時名前が消えた後も、シャトー・マルゴーの畑として管理されていましたので、畑のテロワールは申し分のないものでした。この大規模設備投資が奏功し、1995年からシャトー・デュルフォール・ヴィヴァンとして完全に独立し、遂に一定の評価を得るまで復活を遂げました。

 復活なったシャトー・デュルフォール・ヴィヴァンは、2013年には100%有機栽培への移行を完了し、ボルドーでは珍しいビオディナミ農法も導入するなど、更なる改革を進めています。また、シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンは、上述の歴史とテロワールを兼ね備えながら、そのワインの価格が他の格付け2級シャトーと比べてもお買い得であることも魅力です。

 こちらの商品は優良年2015年ヴィンテージの「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン2015」です。2015年のマルゴー地区のワインについては、ベリー・ブラザーズ&ラッド社ヴィンテージ・レポートで、「2010年以来の優良ヴィンテージと言われる2015年の中でもマルゴー地区は抜きん出て、他をリードしている」と述べており、マルゴー地区に位置するシャトー・デュルフォール・ヴィヴァンも素晴らしい仕上がりになっています。

 2015年のシャトー・デュルフォール・ヴィヴァンのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン90%、メルロー10%で、パーカーポイントは[89-91点]です。


こちらの商品はラックコーポレーション輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品です。



商品名:シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン 2015
    [メドック格付け第2級]
仏語名:2015 Chateau Durfort Vivens
    [Deuximes Cru Classes Du Medox]

容量750ml  赤ワイン

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