サントーバンの名匠マルク・コランの次男ジョゼフ・コランが長兄ピエール・イヴ・コランに続き2017年に独立・設立したドメーヌ

実家マルク・コラン家から受け継いだ6.5haの畑で、ドメーヌでの25年の経験と知識を生かした秀逸なワイン造りをする注目の造り手

【ドメーヌ・ジョゼフ・コラン】

  〜Domaine Joseph Colin 〜


 サン・トーバンで最も偉大なドメーヌのひとつであるマルク・コランの次男、ジョゼフが2017年に独立し、同じくサン・トーバンでスタートさせたドメーヌです。

 母ミシェルの実家はサン・トーバンの造り手、父マルクの実家はシャサーニュ・モンラッシェの造り手というワイナリー一家で、ジョゼフは19歳だった1993年から仕事を始めました。

 2000年代前半の父マルク・コランの引退後、ドメーヌ・マルク・コランでは、長男、三男、長女と、兄妹揃ってワイン造りに従事してきましたが、長男ピエール・イヴ・コランは2005年に独立し、妻カロリーヌ・モレと共にシャサーニュ・モンラッシェでドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレを立ち上げ、今やブルゴーニュで最も高い人気を誇るドメーヌの一つとなっていることは皆様ご承知の通りです。

 そして、次男ジョゼフ・コランも2017年にドメーヌ・マルク・コランから独立し、ドメーヌ・ジョゼフ・コランを起ち上げました。この結果、実家のドメーヌ・マルク・コランは、三男のダミアンと長女カロリーヌが運営することとなり、マルク・コラン家は三つのドメーヌに分かれ、所有する畑もそれぞれのドメーヌに分割相続されることとなりました。

 ジョゼフ・コランでは主に実家から受け継いだ6.5ヘクタールの畑で仕事をし、サン・トーバン、シャサーニュ、ピュリニーのヴィラージュ、1級、特級を合わせた19のアペラシオンのワインを造っていますが、畑には除草剤や化学肥料は使用しておりません。

 ジョゼフのワインは、はっきりとした果実味の中に酸とミネラルのコントラストが感じられるのが特徴で、そこにはドメーヌ・マルク・コランでの25年以上にも渡る経験と知識が反映されており、実兄の運営する人気ドメーヌ、ピエール・イヴ・コラン・モレに続くスター・ドメーヌの地位をうかがう注目の造り手です。

 ドメーヌでは赤も造りますが、やはり「シャルドネの聖地サン・トーバン」に本拠を置くだけに白が特に秀逸です。父が運営していたドメーヌ・マルク・コランはサン・トーバン」で最も偉大なドメーヌで「世界最高の白ワインであるモッラッシェの16名の所有者の一人」として有名である他、所有する30のアペラシオンの内、25が白ワインであることから、白の造り手として有名で、「もしサントーバンのクリマの特徴を知りたければ、このドメーヌの一級畑を並べて試すとよい」と言われていました。従って長年父と働いたジョゼフ・コランにとって、その父から相続したサン・トーバンの銘柄は正にお手の物です。

 白ワインは、収穫後全てプレスにかけます。デブルバージュ、低温浸漬などせず、土着酵母の発酵が始まったらすぐに樽に移し、樽熟成は12か月間。バトナージュはせず、ウイヤージュと樽の清浄を2週間に1回行っています。 12か月後、新月とフルーツの日、花の日を選びワインを澱引きするなど、ビオディナミを意識したワイン造りをしています。

 また、実家マルク・コランから畑を相続しているため、ジョゼフ・コランのワインのラインナップは、三男との長女の運営するドメーヌ・マルク・コラン、そして長兄の運営するドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレとも似通っており、同じ畑で兄弟の造るワインの飲み比べも楽しみです。

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