オート・コート・ド・ボーヌの最南端パリ・ロピタルの玄武岩土壌の樹齢50年の買い葡萄から造る赤ワイン
［ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ パリ・ロピタル ルージュ2020］
コート・ドールでは珍しい玄武岩土壌で、石灰岩土壌中心のコート・ドールとは一線を画したピノ・ノワール
シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子女史と、そのパートナーであるギヨーム・ボット氏の二人が、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするメゾンです。
栗山女史はガイゼンハイム大学で醸造学を学び、2011年までラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。一方、ギヨーム・ボット氏はピュリニー・モンラッシェのエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはサヴィニーのドメーヌ・シモン・ビーズに請われて移籍。当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍した醸造長で、2022年4月からはシャントレーヴに専念し、栗山女史と二人三脚でワイン造りを行っています。
二人が運営するメゾンは、ネゴシアンと言っても、単に葡萄を購入するのではなく、生産者と交渉して、栽培にも関与し、どのタイミングで、どの区画を収穫するかを自ら決め、葡萄や果汁の段階からワインを仕上げるというブルゴーニュの新しいネゴシアン形態である、「マイクロ・ネゴシアン(Micro Negociant)」あるいは「ネゴシアン・ヴィニフィカトゥール(Negociant Vinificateur)」と言われるもので、限りなくドメーヌに近いネゴシアンです。
初ヴィンテージの2010年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、早くも英国の著名ワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソン女史の目にとまり、彼女のウェブサイトで「今週のワイン」に取り上げたほどで、2018年には自社畑を手に入れ、ドメーヌ物のリリースも開始しており、この生まれたばかりの造り手に、世界が注目しています。
こちらの商品は、コート・ド・ボーヌの最南端パリ・ロピタルに位置する樹齢50年の買い葡萄で造られた赤ワイン［ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ パリ・ロピタル ルージュ2020］です。
パリ・ロピタルは、オート・コート・ド・ボーヌ最南端のリューディーで、石灰岩土壌が多くを占めるコート・ドールの中では珍しい玄武岩土壌の畑で、石灰質土壌とは一線を画した、ややタニックなピノ・ノワールが育ちます。
このオート・コート・ド・ボーヌ パリ・ロピタルには、栗山さんから、『ブランクカラント等を想起させるダークでスパイシーな果実味に、低収量に由来する凝縮感があり、ポテンシャルの高いオート・コート・ルージュです。』とのコメントが寄せられています。
こちらの商品はラックコーポレーショ様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名：ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ
パリ・ロピタル ルージュ2020
仏語名：2020 Bourgogne Hautes Cotes de Beaune
Paris L'Hopital Rouge
生産者：シャントレーヴ
(Chantereves)
容量 ：750ml
タイプ：赤ワイン
