「シャサーニュの隠れたスター」ドメーヌ・ギィ・アミオがシャサーニュ・モンラッシェの古樹の葡萄で造るお値打ち物のヴィラージュ赤ワイン
霜害と病害により収量こそ少ないものの、悪条件を乗り越えた葡萄でクラシカルなスタイルに仕上がった最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[シャサーニュ・モンラッシェ V.V. ルージュ 2021]
ドメーヌ・ギィ・アミオ・エ・フィスは、1920年に初代のアルセンヌ・アミオがシャサーニュ・モンラッシェに2haの葡萄畑を購入してドメーヌが設立され、現在は三代目のギィ・アミオが息子で四代目のディエリー・アミオと共にドメーヌを運営し、「シャサーニュの隠れたスター」と称賛されている、シャサーニュ・モンラッシェを代表する造り手の一人です。
ドメーヌでは秀逸な赤ワインも造っていますが、何と言ってもギィ・アミオを有名にしているのは、世界に冠たる白ワイン「特級モンラッシェ」と幻の極小区画とも呼ばれる「ピュリニー・モンラッシェ一級レ・ドモワゼル」の二つの白ワインが象徴するように白ワインの造り手として有名です。
こちらの商品は、ギィ・アミオがシャサーニュ・モンラッシェに所有する複数の村名区画の古樹の葡萄で造る最新ヴィンテージ2021年のヴィラージュ赤ワイン[シャサーニュ・モンラッシェ ヴィエィユ・ヴィーニュ ルージュ 2021]です。
シャサーニュ・モンラッシェの赤はお値打ち物が多いことで知られていますが、ギィ・アミオが造るヴィラージュ赤ワイン[シャサーニュ・モンラッシェ ヴィエィユ・ヴィーニュ ルージュ]もその一つです。
シャサーニュの比較的粘土の強い土壌に植えられた古樹のピノ・ノワールは、力強く、ストラクチャーがしっかりとしており、そこから生み出される赤ワインは酸と果実味のバランスに優れた仕上がりで、抜群のコスト・パフォーマンスを誇ることからブルゴーニュのレストランでは引っ張りだこです。
世界最高峰の白ワイン「モンラッシェ」を擁することから、白ワインの産地の印象が強いシャサーニュ・モンラッシェですが、実は良質の赤ワイン産地でもあります。特に、シャサーニュ・モンラッシェの村落の背後にそそり立つ石切り場の麓の一画にある一級畑クロ・サン・ジャンからブードリオット、モルジョと南西方向に帯状に広がる畑は白ワインよりむしろ赤ワインに適した土壌とも言われます。
実際に1900年代は赤の生産量の方が多く、2003年に初めてこの比率が逆転し、現在は白が65%、赤が35%となっており、意外に赤の比率が多いことに驚かれるのではないでしょうか。
ところが市場ではシャサーニュ・モンラッシェの村名(ヴィラージュ)の赤を見ることはあまりありません。この最大の理由は、村名アペラシオンが、コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュに格下げされることが多いため、あるいは、有名生産者の赤はコスト・パフォーマンスが非常に良いことからレストラン等地元の需要が高いためとも言われています。
シャサーニュ・モンラッシェの複数の村名格畑に面積2.1haの畑を所有しており、比較的お手頃な価格で入手可能なギィ・アミオの秀逸な村名赤ワイン。是非お試し下さい。
最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。また、芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの被害はないものの、やはり収量は大きく減少しています。
ある著名生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:シャサーニュ・モンラッシェ
ヴィエィユ・ヴィーニュ ルージュ2021
仏語名:2021 Chassagne Montrachet
Vieilles Vignes Rouge
生産者:ドメーヌ・ギィ・アミオ・エ・フィス
(Domaine Guy Amiot et Fils)
容量 :750ml
タイプ :赤ワイン