古典的な赤の造り手ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュが少量造る数年の熟成で本領を発揮するタイプの白ワイン
二種類のムルソーの内、スタンダード版の人気キュヴェ
最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品
[ムルソー2020]
数年の熟成で本領を発揮するヴォルネイの古典的な造り手ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュは、お膝元のヴォルネイが赤のアぺラシオンでもあり、モノポールの一級畑クロ・デ・シャトー・デ・デュックやドメーヌのフラッグ・シップの一級畑クロ・デ・シェーヌ、更にヴォルネイの銘酒レ・カイユレ等を始めとする秀逸な赤ワインの造り手として知られています。
ドメーヌは、現在12haの葡萄畑を所有していますが、この内ヴォルネイの隣村のムルソーの1haの畑にシャルドネを植え、二種類の白ワイン[ムルソー]と[ムルソー ヴァンダンジュ・セレクショネ]を造っています。
こちらの商品は、2024年5月入荷のドメーヌ蔵出し正規品の通常版のスタンダード村名白ワイン[ムルソー2020]です。
このスタンダード版のムルソーは、ムルソーらしく芳醇な果実味を持ち、リッチな味わいで、親しみやすさが溢れた村名ムルソーで、価格面でもお手頃価格でコストパフォーマンスが良く、大変人気があります。
ブルゴーニュの2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。
しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。ピノ・ノワールは、シャルドネほどではないものの、やはり収量は大きく減少しています。
実際に、現当主フレデリック氏の娘クロチルド女史は、2021年ヴィンテージについて、『葡萄のできは大変良かったものの、収穫量がとても少なく、ドメーヌでは初めてヴォルネイの全てのプルミエ・クリュの葡萄を一つの木製発酵槽に入れて醸造した。結果はどうなるかわからないが、このようなことは二度とないように望む』とインタビューに答えています。
2021年は、収量減による蔵出し価格の上昇に加え、ユーロ高、更に紅海におけるフーシ派の外国船舶への攻撃を回避するためのアフリカ喜望峰迂回運送ルートの影響もあり、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さい。
こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ムルソー 2020
仏語名:2020 Meursault
生産者:ドメーヌ・ミシェル・ラファルジュ
(Domaine Michel Lafarge)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン