ヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレ2021[ドメーヌ・ジャック・カシュー]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 28,820円(税込)
在庫数 1本
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リシュブールに隣接するヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレの0.06haの区画から僅か150〜200本造られる稀少品

「ブリュレ=焼けた」を意味するクリマ名を連想させる凝縮したアロマを持つ銘醸畑

霜害や病害で収量が激減した最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレ2021]


 ヴォーヌ・ロマネ一級畑オー・ブリュレは、コンクール背斜谷の開口部に位置するため、畑の斜面はクリマの北半分が南東から南向き、リシュブールと接する南半分は北から北東を向いています。

 下にヴォーヌ・ロマネ中心部の葡萄畑の概略地図を掲載していますので、オー・ブリュレの位置をご確認下さい。




 畑名のブリュレとは、「焼けた」という意味が示すように葡萄が非常に良く熟することを暗示しており、実際にこの畑から生まれるワインは非常に濃厚で芳醇なヴォーヌ・ロマネとなることで知られ、ヴォーヌ・ロマネを代表する一級銘醸畑の一つです。

 オー・ブリュレの畑面積は、4.53haですが、最大の所有者はドメーヌ・デュジェニーの1.05haでほぼ全体の1/4近くを所有しています。ドメーヌ・デュジェニー以外の造り手では、ドメーヌ・メオ・カミュゼがデュジェニーに次ぐ0.72haの畑を所有し、オー・ブリュレをリリースしています。他の有名な生産者とその所有面積は、ドメーヌ・ミシェル・グロ(0.63ha)、ドメーヌ・ルロワ(0.27ha)、ドメーヌ・ジャン・グリヴォ(0.26ha)、ドメーヌ・ブリュノ・クラブリエ(0.30ha)で、ジャック・カシューは僅か0.06haを所有するのみです。オー・ブリュレは、ヴォーヌ・ロマネを代表する一級銘醸畑のため、最高峰生産者が素晴らしいオー・ブリュレをリリースしています。

 下のオー・ブリュレ付近の航空写真に主要な畑と共に主な所有者の区画を掲載していますので、ご確認下さい。

 ジャック・カシューの所有する0.06haの区画位置は不明ですが、インポーター資料によれば、この極小区画に植えられている葡萄の平均樹齢は35年、収穫量は28hl/haという低収量となっており、生産本数は150〜200本という稀少ワインです。


 こちらの商品は最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品[ヴォーヌ・ロマネ一級オー・ブリュレ2021]です。

 最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順により、やはり収量は減少しています。

 ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。

 この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。


 こちらの商品はラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。 


【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ一級
    オー・ブリュレ2021

仏語名:2021 Vosne-Romanee 1er Cru
     Aux Brulees 

生産者:ドメーヌ・ジャック・カシュー 
    (Domaine J. Cacheux et Fils)

容量 :750m
タイプ:赤ワイン








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