生き生きした果実味と溌溂な酸が魅力のレジオナルの人気キュヴェ「ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ」
2020年に従来のブルゴーニュ・ルージュを改称して登場
最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
「ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ2021」
「ブルゴーニュ・コート・ドール」は2017年に新しく認められたアペラシオンで、指定区域はコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに限られており、具体的な村名では北はディジョンの南のシュノーヴ村から南はマランジェ村までの葡萄に限定されています。
従来のACブルゴーニュは、コート・ドール(コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ)に加え、広域ブルゴーニュ圏であるシャブリ、マコネ、ボージョレ等も含まれましたが、新設のACブルゴーニュ・コート・ドール・はこれまでのACブルゴーニュよりも産地がより限定されますので、「ワンランク上のレジオナル・ワイン」の位置付けです。
トロ・ボーは、2019年までは、ブルゴーニュ・ルージュとしてリリースしていましたが、元々新AOCを呼称する資格もあり、2020年ヴィンテージから、新たに[ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ]として再出発しています。従って、こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年は二年目となる[ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ2021]です。
トロ・ボーの造るブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュは、ピノ・ノワールの美味しさが素直に伝わる、生き生きとした果実味と溌溂たる酸が魅力で人気の赤ワインで、フローラルな香りと小気味よい酸味を持ち、軽やかな仕上がりで、ランチから楽しめます。
レジオナルのキュヴェですが、2006年からは村名ショレ・レ・ボーヌの区画の葡萄もデクラセされてブレンドされています。また、トロ・ボーではレジオナルの熟成時の新樽率も20%〜30%で、葡萄の果実味を重視した造りをしており、そのピュアーな味わいとコストパフォーマンスの良さで、フランス国内の多くのレストランのワインリストにオン・リストされるほどの出来栄えの人気ワインです。
最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順により、やはり収量は減少しています。
トロ・ボーのナタリー・トロ女史が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。
こちらの商品は、ラックコーポレーション輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ブルゴーニュ・コート・ドール・ルージュ2021
仏語名:2021 Bourgogne Cote d'Or Rouges
生産者:ドメーヌ・トロ・ボー
(Domaine Tollot-Beaut)
容量 :750m
タイプ :赤ワイン