シャントレーヴの最上級キュヴェの一つ
「シャサーニュ・モンラッシェ一級モルジョ・ブラン2020」
モルジョの小区画レ・ショームの畑からの買い葡萄で僅か4樽のみ造る稀少品
シャントレーヴは日本人女性醸造家の栗山朋子女史と、そのパートナーであるギヨーム・ボット氏の二人が、2010年ヴィンテージにスタートさせた、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするメゾンです。
栗山女史はガイゼンハイム大学で醸造学を学び、2011年までラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。一方、ギヨーム・ボット氏はピュリニー・モンラッシェのエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはサヴィニーのドメーヌ・シモン・ビーズに請われて移籍。当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍し、今も醸造を任されている現役の醸造長です。
二人が運営するメゾンは、ネゴシアンと言っても、単に葡萄を購入するのではなく、生産者と交渉して、栽培にも関与し、どのタイミングで、どの区画を収穫するかを自ら決め、葡萄や果汁の段階からワインを仕上げるというブルゴーニュの新しいネゴシアン形態である、「マイクロ・ネゴシアン(Micro Negociant)」あるいは「ネゴシアン・ヴィニフィカトゥール(Negociant Vinificateur)」と言われるもので、限りなくドメーヌに近いネゴシアンです。
初ヴィンテージの2010年ブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、早くも英国の著名ワインジャーナリスト、ジャンシス・ロビンソン女史の目にとまり、彼女のウェブサイトで「今週のワイン」に取り上げたほどで、2018年には自社畑を手に入れ、ドメーヌ物のリリースも開始しており、この生まれたばかりの造り手に、世界が注目しています。
こちらの商品は、シャサーニュ・モンラッシェの一級畑モルジョの小区画、レ・ショームの畑の買い葡萄から僅か4樽のみ造られる「シャサーニュ・モンラッシェ一級モルジョ・ブラン2020」で、シャントレーヴの最上級キュヴェの一つです。
シャサーニュ・モンラッシェの一級畑モルジョは、モルジョを名乗ることができる26の小区画から構成されています。ただ、モルジョ内の小区画は無名のものが多いため、市場の知名度が圧倒的に高いモルジョ名かブードリオット名でリリースするのが普通です。シャントレーヴも、モルジョ内の小区画レ・ショームの畑からの買い葡萄で造りますが、より知名度の高いモルジョ名でリリースしています。
このシャサーニュ・モンラッシェ一級モルジョ・ブラン2020には、栗山さんから、『酸化鉄を豊富に含む石灰岩土壌のレ・ショームは、典雅でリッチなワインを造りやすいテロワールですが、これを如何にタイトにエレガントに造るかが私たちの毎年の課題です。2020年は、2017年に匹敵する内容ですが、更に華やかに仕上がっています』とのコメントが寄せられています。
こちらの商品はラックコーポレーショ輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:シャサーニュ・モンラッシェ一級
モルジョ・ブラン2020
仏語名:2020 Chassagne Montrachet
1er Cru Morgeot Blanc
生産者:シャントレーヴ
(Chantereves)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン