特級ラトリシエール・シャンベルタン2012 [ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 35,750円(税込)
在庫数 在庫0売切れ中

SOLD OUT

1995年にそれまで畑を手入れしていたポンソに代わりメタヤージュ契約で入手した素晴らしい区画



僅か0.40haの区画から産み出されるシモン・ビーズの看板ワイン「ラトリシエール・シャンベルタン」



2013年10月に死去された前当主パトリック氏の遺作
特級ラトリシエール・シャンベルタン2012
ドメーヌのカーヴでの約10年間の熟成の時を経て、2022年1月にレイトリリースで入荷した好コンディションの蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ



 サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者ドメーヌ・シモン・ビーズは、設立が1880年という歴史あるドメーヌですが、その基礎を固めたのは、1950年に3代目当主としてドメーヌを継承した孫のシモンで、葡萄栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、ブルゴーニュワインの二大改革である「トラクター使用とドメーヌ元詰め」をサヴィニーで真っ先に導入し、ドメーヌの知名度を高めました。

 そして、ドメーヌを飛躍的に発展させたのが1972年にドメーヌを引き継いだ息子のパトリックです。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、葡萄畑を大きく拡張し、1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュをいずれもメタヤージュ契約ではありますが、手に入れることに成功し、サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者にとどまらず、ブルゴーニュのトップ生産者の仲間入りを果たします。

 ラトリシエール・シャンベルタンは、9つの特級畑を擁する銘醸地ジュヴレ・シャンベルタン最南端の特級畑で、北側でブルゴーニュワインの王様シャンベルタンに隣り合う面積7.35haの特級畑です。クリマ名は「痩せた土地」を意味するラテン語に由来しているようで、このあたりは「禿山=モンラッシェ」と同じですね。下にラトリシエール・シャンベルタン付近の航空写真を掲載しておりますので、位置をご確認下さい。



 中でもシモン・ビーズが特級畑シャンベルタン寄りの僅か0.40haの区画から造るラトリシエール・シャンベルタンは、世界的なワイン評論家のロバート・パーカー氏が「驚くほどのポテンシャルを持った古典的なワイン」として高く評価する逸品で、また、ブルゴーニュワイン大全の著者ジャスパー・モリス氏は、その著書の中で、「自分が記憶している中で、生涯もっとも忘れがたいワインの一つがドメーヌ・ポンソのラトリシエール・シャンベルタン1988年で、現在ポンソに代わってこの区画の葡萄樹の手入れをしているのがパトリック・ビーズである。」と記しており、1995年まではポンソが造っていた素晴らしい畑です。

 植えられている葡萄樹は、1961年、1971年、1981年に植樹されたもので、樹齢は約40年〜60年の古樹です。葡萄はすべて手摘みにて収穫し、醸造は古典的な醸造方法を採用し、あのDRCやプリューレ・ロックなど、世界的に有名なブルゴーニュの造り手と同じく100%全房発酵させます。またテロワールの個性を大事していることから新樽率は極めて低く、特級ラトリシエール・シャンベルタンでも30%程度となっています。

 パトリックは一切仕事に妥協しないとブルゴーニュで評判の人物で、シャンボール・ミュジニー村のクリストフ・ルーミエとお互いの仕事に対する姿勢を認め合う大親友で、それぞれの本拠地と所有畑が大きく離れているラトリシエール・シャンベルタンとコルトン・シャルルマーニュについては、シモン・ビーズのラトリシエール・シャンベルタンの畑はクリストフが畑の手入れをし、ジョルジュ・ルーミエのコルトン・シャルルマーニュはパトリック氏が畑の手入れをしていることは良く知られています。

  つまり、シモン・ビーズのラトリシエール・シャンベルタンの葡萄畑は、あのジョルジュ・ルーミエが世話をしているのです。 

 シモン・ビーズが0.40haの区画から造るラトリシエール・シャンベルタンは元々生産量が1100本程度の稀少ワインですが、メタヤージュ契約であるため、三分の一はオーナーに物納することになり、シモン・ビーズの名前でリリースされる本数は800本程度と更に少なくなっています。

  2012年はブルゴーニュの生産者にとって天候に悩まされたヴィンテージでした。3月の霜害、4月から6月の多雨による病害、夏の突然の気温上昇と雹を伴う暴風雨の繰り返しで、葡萄にはクルール(花ぶるい=初期の葡萄が成長せず落果すること)やミルランダージュ(葡萄が肥大しないまま残ること)も多く見受けられ、生産量が激減する年となりました。

 しかし、こうした悪条件を乗り越え、ミルランダージュによる小粒の実を付けた葡萄は果実味も酸味も濃縮感が有り、液量に対する果皮の割合の増加でタンニンも豊富で、生産量こそ少ないもののワインの質としてはいわゆるビックヴィンテージに近いものとなったと評価されています。

 また、ドメーヌ前当主で、現当主千紗・ビーズ氏の夫パトリック・ビーズ氏は、2013年10月に死去されており、ラトリシエール・シャンベルタン2012は、パトリック氏が畑仕事から醸造まで手掛けた遺作とも言えるワインです。
 


 こちらのインポーターはラックコーポレーションで、ドメーヌのカーヴでの約10年間の熟成の時を経て、2022年1月にドメーヌ蔵出しのレイトリリースで入荷しました。エノテカ那須レンタルセラー保管商品で、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。

*エノテカ蠅函当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。


【商品内容】
商品名:特級ラトリシエール・シャンベルタン2012 

仏語名:2012 Latricieres Chambertin Grand Cru

生産者:ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス
    (Domaine Simon Bize & Fils)

容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

Your recent history

Category

Recommended