ニュイ・サンジョルジュ村の名前の由来となった
最上の一級畑 レ・サンジョルジュ
ロベール・シュヴィヨンが先代のモーリス・シュヴィヨンと共にドメーヌを運営するようになった1968年頃から頭角を現したニュイ・サン・ジョルジュの名門ドメーヌです。
ロベールが父モーリスの下で働き始めた頃、ドメーヌの規模はわずか3haに過ぎませんでしたが、今では13haもの畑を所有する大ドメーヌに成長しています。
ロベール氏は2000年に引退し、現在会社組織になっているドメーヌの運営は二人の息子、ドニとベルトランに任されていいます。
このドメーヌで特筆すべき点は、畑の多くの樹が高樹齢であることで、中には樹齢100年を超えるものもあります。
この高い樹齢が自然に収量を抑え、ブドウの凝縮度に貢献し、濃密感や緻密さが特徴で、長期熟成のポテンシャルが高い素晴らしいワインを産み出しており、近年その人気は急上昇中しています。
ニュイ・サン・ジョルジュ村は、およそ300ヘクタールの広さがあり、コート・ド・ニュイでジュヴレ・シャンベルタンに次ぐ大きなアペラシオンですが、ここには特級畑は存在しません。
この中で、特級格付けに最も近いと言われるのが、ニュイ・サンジョルジュ村の名前の由来となった面積7.47haの最上の一級畑「レ・サン・ジョルジュ」です。
東向きの斜面を持ち、小石が多い茶系石灰岩と赤褐色の粘土質が交じり合う土壌から造られるワインは、深く濃密な味わいと精妙さを見せ、特級に匹敵すると言われます。
事実、レ・サンジョルジュは19世紀には、現在の特級に相当する「テット・ド・キュベ」に格付けされ、現在も特級への格上げ申請の準備中と言われています。
ブルゴーニュの格付け制定後、特級に昇格したのは、モレ・サン・ドニのクロ・ド・ランブレイとヴォーヌ・ロマネのラ・グラン・リュのみです。果たして三番目の昇格は成るでしょうか。
こちらの商品は、その特級昇格を目指す、ロベール・シュヴィヨンのトップ・キュベ、「レ・サンジョルジュ2007」です。
こちらは店舗内セラー保管商品となります。
【商品内容】
商品名:ニュイ・サン・ジョルジュ
一級 レ・サンジョルジュ 2007
仏語名:2007 Nuits Saint Georges
1er Cru Les St Georges
生産者:ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン
(Domaine Robert Chevillon)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン