シャトー・オー・ブリオンがパーカーポイント100点を獲得した2018年のセカンド・ワイン
セカンド・ワインながらパーカーポイント「92+点」を獲得したグレート・ヴィンテージ
[ル・クラレンス・ド・オー・ブリオン2018]
蔵元及び輸入元倉庫の好環境下での7年の熟成の時を経て、2025年12月入荷のシャトー蔵出し品のバック・ヴィンテージ
2007年ヴィンテージから旧名称のシャトー・バーン・オー・ブリオンから変わったル・クラレンス・ド・オー・ブリオンは、畑造り・葡萄の選定・醸造方法など、ファーストのシャトー・オー・ブリオンと変わらないこだわりと丁寧さがあり、セカンド・ワインというのは勿体ないほどの品質で、ボルドー最高のセカンド・ワインの一つです。
その理由は、グラン・ヴァンのオー・ブリオンと同じテロワールであり、同じ畑で栽培・収穫した葡萄、そして製法まで同じように造られ、違いは「葡萄の樹齢が若いということと、セパージュでメルローの比率がやや高いということ」だけで、限りなくファースト・ラベルに近いセカンド・ワインだからです。
名称がル・クラレンス・ド・オー・ブリオンに変わって、最も大きな変更点は、外観のボトルの形状とエチケットです。以前のバーン・オー・ブリオンではボルドー型の「いかり肩ボトル」でしたが、ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンはシャトー・オー・ブリオンのボトルと同じ形となり、他のボルドーとは一線を画す特異な形状となりました。
この「縦長の変形五角形のようなボトル」の形は、古いデキャンターの形を模したとの説や、18世紀初めのクラレットのボトルを踏襲しているとの説があります。また、エチケットは、シャトー・オー・ブリオンとデザインを同じくする色違いとなりましたが、このエチケットは「1970年以前のシャトー・オー・ブリオンの復刻版」とのことです。ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンへの力の入れようを感じます。
2018年、2019年、2020年は3年続いたボルドーのグレート・ヴィンテージであり、「トリロジー(3部作)」とも呼ばれています。ファーストのシャトー・オー・ブリオン2018もパーカーポイント100点を獲得した優良ヴィンテージでしたので、このセカンド・ワインであるル・クラレンス・ド・オー・ブリオンもパーカー・ポイント「93+点」の高評価となりました。
ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンは長期熟成してももちろん楽しめますが、2010年、2015年、2016年のようにファーストのシャトー・オー・ブリオンがパーカー・ポイント100点を獲得したようなグレート・ヴィンテージでは、飲み頃になるまで十数年の熟成を待たねばなりませんが、セカンドのル・クラレンス・ド・オー・ブリオンであれば、若いうちからシャトー・オー・ブリオンならではのエレガンスを堪能することができるのです。
こちらの商品は、2025年12月に輸入元様から特別価格で入荷したシャトー蔵出し品のバック・ヴィンテージ[ル・クラレンス・ド・オーブリオン2018]です。
ファーストよりもりリーズナブルな価格で、早くから飲め、しかもファーストの素晴らしさを味わえるのがこのワインの最大の魅力です。もちろん長期熟成にも耐え、[ル・クラレンス・ド・オーブリオン2018]の予想される飲み頃は、2023年〜2045年です。
2018年のル・クラレンス・ド・オー・ブリオンのセパージュは、「カベルネ・ソーヴィニョン29%、メルロー59%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド2%」で、ファーストのシャトー・オー・ブリオンが、「カベルネ・ソーヴィニョン39%、メルロ49%、カベルネ・フラン12%」と、ル・クラレンス・ド・オー・ブリオンの方がメルローの比率が高い為に、とろりとした口当たりを感じますが、余韻と共にストラクチャーのしっかりとしたタンニンが現れます。
シャトー・オー・ブリオンが造るボルドーで最高のセカンド・ワインをぜひご堪能ください。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品です。
容量750ml 赤ワイン