ピュリニー・モンラッシェ一級レ・フォラティエール2023[ドメーヌ・ルフレ−ヴ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 73,590円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
モンラッシェやカイユレと同じ等高線上にある
ピュリニー最大の一級畑レ・フォラティエール


”ピュリニーの至宝”ドメーヌ・ルフレーヴが造る
最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品
[ピュリニー・モンラッシェ一級レ・フォラティエール2023]


   ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。

 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 同時にアンヌ・クロード氏は、ルロワ氏、アンヌ・グロ氏と共にブルゴーニュ屈指の女性醸造家と評されています。

 惜しむべきことに、アンヌ・クロード氏は2015年4月にご逝去されましたが、その後、ドメーヌの経営は甥の実業家ブリス・ド・ラ・モンディエール氏が引き継ぎ、また醸造は代々フランソワ・ヴィロ、ジャン・ヴィロ、ピエール・モレと高名かつ極めて評価の高い醸造長(レジスール=Regisseur)があたってきましたが、その後2008年からは、エリック・レミー氏が務め、2017年からはドメーヌ・ド・ラ・ヴージョレ(ブルゴーニュ最大のネゴシアン、ボワセ・グループが所有する銘醸畑を集め、高品質ワインのみに特化して1999年に起ち上げ、瞬く間にブルゴーニュのトップ・クラスに上り詰めたボワセ家を象徴するドメーヌ)の醸造長を務めていたピエール・ヴァンサン氏が就任しており、その体制や品質・評価が揺らぐことは微塵もありません。 

 ピュリニー・モンラッシェ一級レ・フォラティエールは、下の写真の通り、モンラッシェやカイユレと同じ等高線上にあり、上質のワインを産み出す力のある一級畑で、面積は17.64haでピュリニー・モンラッシェ最大の一級畑です。


 レ・フォラティエールは、ピュリニーの村の中心に位置し、最もピュリニーの特徴を反映しているクリマと言われ、粘土質が強い土壌から生み出されるワインはミネラリーで奥行きのある味わいが特徴となります。

 このフォラティエールという少し変わった畑名は、「folles-terres」に由来し、「狂った土地」を意味するようです。諸説ありますが、豪雨時、地形が変わるほど畑の上部が甚大な被害を受けることからそう呼ばれたようです。

 ドメーヌ・ルフレーヴはこのレ・フォラティエールに3パーセル、合計面積1.25haの畑を所有しています。区画毎に植樹されている葡萄の樹齢は異なり、最も広い(写真内右)面積0.8haの区画が1969年と1999年、中央の面積0.26haの区画が1962年、左の面積0.19haの区画が1983年となっています。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品[ピュリニー・モンラッシェ一級レ・フォラティエール2023]です。

 ご参考までに、蔵出し価格の高騰に、ユーロ高、物流コスト増等の要因が加わり、[ピュリニー・モンラッシェ一級レ・フォラティエール2023]の標準税込小売価格は、「99,000円」となっており、蔵出し初荷特別価格にてご案内しております。


 ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2023年12月19日、2023年ヴィンテージについて、『平年より穏やかな冬から始まり、ジェットコースター のような春を迎えて、芽吹きは平年より遅くなり、ほとんどの葡萄の樹は春の霜を免れた。生育は2022年の大豊作の後の再成長もあり、ややバラバラに進んだが、5月は生育に好条件となり、月末から気温が上昇し開花に向けた急速な進展を促した。6月と7月は不安定で、7月は交互に雷雨があり、最高気温は35-36度、湿度は高かった。7月11日と15日に雹が降り、マコネ南部、コート・シャロネーズ北部、ムルソー、ディジョン周辺に局地的な被害をもたらしたが、全体的には無傷だった。8月は雨が降ることもあったが、その後は季節外れの高温と日照が続き、多くのワイン生産者は葡萄の鮮度を保つために夜間や早朝に収穫を行った。その結果、近年、ブルゴーニュでは豊作の年が連続することはなかったが、優れたヴィンテージだった2022年に続き、2023年も品質の高い葡萄が収穫できた。』というレポートを発表しています。

 また、ドメーヌ・ルフレーヴも『2023年ヴィンテージは、量的にも質的にも優れた2022年に続く、恵まれた年』と発表しており、優良年として期待できます。その一方で、ルフレーヴでは2023年の収穫は8月29日に開始しましたが、収穫期に熱波に襲われ、初めて午後2時に収穫作業を終えることになったようで、このまま地球温暖化が進めば収穫遅れのリスクや人手不足等の影響が出てくるのではとの懸念もあります。

 特に次の2024年ヴィンテージは、天候不順による収量不足(ルフレーヴの発表では対2023年比で収量50%減)が懸念されているだけに、質・量共に豊作な優良年2023年ヴィンテージはお薦めです。 


 こちらは2025年11月下旬入荷のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。通常は当店入荷後直ちにエノテカ那須レンタルセラーへ移送・保管しますが、現在、エノテカ様システム障害に伴い入庫停止のため、店舗内セラー保管商品となっております。システム障害復旧後はエノテカ那須レンタルセラー保管となりますので、価格は変更となります。

【商品内容】
商品名:ピュリニー・モンラッシェ
    一級レ・フォラティエール2023

仏語名:2023 Puligny-Montrachet
     1er Cru Les Folatieres

生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    (Domaine Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン
 


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