ジュヴレ・シャンベルタン ラ・マリー2023 [ドメーヌ・クロード・デュガ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 24,860円(税込)
在庫数 1本
購入数

ジュヴレ・シャンベルタンの象徴シャトー・ド・ジュヴレ・シャンベルタンとモノポールのクロ・デュ・シャトーに隣接する小さな村名格畑ラ・マリーの樹齢80年を超える古樹から造られる2018年初ヴィンテージの稀少キュヴェ

質量とも豊作の優良年最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品
[ジュヴレ・シャンベルタン ラ・マリー2023]


 ドメーヌ・クロード・デュガは、全盛期のロマネ・コンティを脅かす存在と言われるブルゴーニュ最高峰のワイン生産者で、カルト的な人気を誇る小規模ドメーヌです。

 有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏は、これまで6本のブルゴーニュ・ワインに対し、100点満点を付与していますが、その内訳は、ドメーヌ・ロマネ・コンティが1本、ドメーヌ・ルロワが2本で、残りの1本がこのドメーヌ・クロード・デュガの造った「1993グリオット・シャンベルタン」なのです。

 クロード・デュガの品質の鍵は、原料となる葡萄にあり、その信条は収量が少ないこと、収穫される葡萄が完熟していること、古樹であること、そして自然と調和して手をかけすぎないことという不干渉主義に基づいています。

 そのようにして造られるデュガのワインは、恐ろしいほど豊かで凝縮感の強い、複雑なアロマを持つ華やかなワインとして知られます。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品の区画名付きの村名格ワイン[ジュヴレ・シャンベルタン ラ・マリー2023]です。

 ご参考までに、[ジュヴレ・シャンベルタン ラ・マリー2023]の税込標準小売価格は「34,300円」でございます。


 これまでクロード・デュガでは、ラ・マリーの畑で採れた葡萄は自家用に1樽のみ造り、残りは村名ジュヴレ・シャンベルタンにブレンドしていましたが、2018年から満を持して単独で仕立て、リリースを開始しています。
 
 村名格畑ラ・マリーについては、クロード・デュガも、2018年までリリースしたことはなく、また他の生産者もこの区画名を付けたワインは造っておりませんので、この畑について簡単にご説明いたします。

 村名格畑ラ・マリーはジュヴレ・シャンベルタンのシンボルであるシャトー・ド・ジュヴレ・シャンベルタンとそれに付属するモノポールの村名格畑クロ・デュ・シャトーに隣接した小さな畑です。また、ラ・マリー及びクロ・デュ・シャトーは、銘醸一級畑クロ・サン・ジャックやレ・カズティのあるコート・サン・ジャックの丘陵の斜面直下に位置しており、クロード・デュガのドメーヌから100mも離れていない所にあります。

 2012年にシャトー・ド・ジュヴレ・シャンベルタンがクロ・デュ・シャトーと共にマカオの実業家に買収され大きなニュースとなりましたし、2013年ヴィンテージからアルマン・ルソーに栽培と醸造が委託され、シャトー・ド・ジュヴレ・シャンベルタンが描かれたエチケットで「アルマン・ルソーのジュヴレ・シャンベルタン クロ・デュ・シャトー」としてリリースされていることはご存じと思います。

 下にラ・マリー周辺の航空写真と畑の写真を掲載しましたので、その位置をご確認下さい。




 上の写真でお分かりの通り、ラ・マリーは小さな畑のため、クロード・デュガが、この畑に所有する面積も少なく、しかも、ラ・マリーの区画に植えられている葡萄は樹齢80年を越える古樹で、通常のジュヴレ・シャンベルタンよりも力強く、余韻も長い、生産量約1500本の稀少ワインです。

 ブルゴーニュの最新2023年ヴィンテージについて、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2023年12月19日に、『平年より穏やかな冬から始まり、ジェットコースター のような春を迎えて、芽吹きは平年より遅くなり、ほとんどの葡萄の樹は春の霜を免れた。生育は2022年の大豊作の後の再成長もあり、ややバラバラに進んだが、5月は生育に好条件となり、月末から気温が上昇し開花に向けた急速な進展を促した。6月と7月は不安定で、7月は交互に雷雨があり、最高気温は35-36度、湿度は高かった。7月11日と15日に雹が降り、マコネ南部、コート・シャロネーズ北部、ムルソー、ディジョン周辺に局地的な被害をもたらしたが、全体的には無傷だった。8月は雨が降ることもあったが、その後は季節外れの高温と日照が続き、多くのワイン生産者は葡萄の鮮度を保つために夜間や早朝に収穫を行った。その結果、近年、ブルゴーニュでは豊作の年が連続することはなかったが、優れたヴィンテージだった2022年に続き、2023年も品質の高い葡萄が収穫できた。』というレポートを発表しています。

 また、ドメーヌの当主ベルトラン氏も2023年ヴィンテージについて『まれにみる豊作で、しっかりとした酸のある爽やかで生き生きとしたスタイルに仕上がった』と語っています。

 その一方で、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2024年10月24日に、『ブルゴーニュの2024年は、天候不順による、多難で低収量のヴィンテージ』と発表しており、ベルトラン氏も、『雨が多く、天候不順であった次の2024年ヴィンテージは例年の30%の収穫量(70%減)となった。』と語っており、今回リリースの2023年ヴィンテージは品質面でも価格面でもお薦めです。


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。通常は当店入荷後直ちにエノテカ那須レンタルセラーへ移送・保管しますが、現在、エノテカ様システム障害に伴い入庫停止のため、店舗内セラー保管商品となっております。システム障害復旧後はエノテカ那須レンタルセラー保管となりますので、価格は変更となります。


【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン
    ラ・マリー2023 
  
仏語名:2023 Gevrey-Chambertin
     La Marie

生産者:ドメーヌ・クロード・デュガ
    (Domaine Claude Dugat)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン


Your recent history

Category

Recommended