ヴォーヌ・ロマネ オー・ジュネヴリエール2022[ドメーヌ・ジャック・カシュー・エ・フイス]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 12,650円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
数少ないラ・クロワ・ラモーの所有で知られる優良生産者
ジャック・カシューの区画名付き村名ワイン
[ヴォーヌ・ロマネ オー・ジュネヴリエール]


ヴィラージュを五つのクリマ別に仕立てる職人の技
ルロワの旗艦銘柄で有名なヴォーヌ・ロマネの村名畑オー・ジュネヴリエール


2021年は単独仕立てができず、最新ヴィンテージ2022年に二年ぶりに復活した区画名付き村名キュヴェ
[ヴォーヌ・ロマネ オー・ジュネヴリエール2022]


 ドメーヌ・ジャック・カシューは本拠地ヴォーヌ・ロマネを中心に合計6.7haほどの畑を所有していますが、ヴィラージュ以上の畑は5ha弱で生産量が少ないことから、日本での知名度はあまり高くありませんが、その品質はお墨付きで、ロバート・パーカー氏から、4ツ星の高評価を獲得している実力派ドメーヌです。

 このドメーヌの魅力は、飾ることのないナチュラルなワイン造りをしていることで、非常にエレガントでピュアな味わいが、多くのファンを魅了しています。

 ドメーヌの二枚看板とも言うべきワインは、1.07ha所有する特級エシェゾーと0.17ha所有するヴォーヌ・ロマネ一級ラ・クロワ・ラモーです。

 特級ロマネ・サン・ヴィヴァンの壁の内側にあり、その北東の一角に食い込むように隣接している面積僅か0.6ヘクタールのラ・クロワ・ラモーは、ジャック・カシューのモノポールではなく、ほかにフランソワ・ラマルシュ(0.21ha)とクドレ・ビゾ(0.20ha)の3人の所有者がほぼ均等に所有していますが、ジャック・カシューを代表するクリマとしてよく知られています。

 更に興味深いことは、ジャック・カシューは、複数区画をブレンドした村名ヴォーヌ・ロマネではなく、ヴォーヌ・ロマネの五つの区画名付きの村名格畑をクリマごとに醸造していることで、下の写真の通り、五つの銘柄に分かれており、ヴォーヌ・ロマネのテロワールを知るための教科書的な存在のワインと申せます。


 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品[ヴォーヌ・ロマネ オー・ジュネヴリエール2022]です。

 2021年ヴィンテージは霜害と病害による収量不足により、レ・シャランダン以外の単独仕立てができず、ジュネヴリエール等4つの畑の葡萄をブレンドした[ヴォーヌ・ロマネ2021]となってしまいましたが、質・量とも豊作となった優良年の2022年ヴィンテージで、二年ぶりにヴォーヌ・ロマネ5銘柄の単独仕立てが復活しました。


 下に、ヴォーヌ・ロマネの葡萄畑地図を掲載しておりますので、ジャック・カシューが所有する五つの村名格畑の位置をご確認下さい。


 五つの銘柄となる村名格畑はいずれも面積が小さいことからクリマ毎に仕立てるのは大変な手間で、通常では村名ヴォーヌ・ロマネとしてリリースするのでしょうが、ジャック・カシューは、これら五つの銘柄でヴォーヌ・ロマネの各区画のテロワールや個性の違いを表現しようとしています。正に、[ヴォーヌ・ロマネの職人]とも評される所以です。

 ヴィラージュの五つの銘柄の内、ある理由により、恐らく最も知名度が高く面白いのが、僅か0.16ha所有するこちらの「オー・ジュネヴリエール」でしょう。ドメーヌに名を冠したジャックの息子で現当主パトリスの夫人の実家からもたらされた村名格畑オー・ジュネヴリエールは2008年が初ヴィンテージで、力強さの中にもエレガントさを感じさせる優美なワインとして知られますが、なんと言っても、この村名格畑を有名にしているのはドメーヌ・ルロワの存在です。

 下の写真はグーグルの提供するヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・ルロワ付近の航空写真の一部ですのでご覧下さい。



 面積2.04haの村名格畑オー・ジュネヴリエールはミシェル・グロのモノポールで有名な一級畑クロ・デ・レアの斜面下にある畑ですが、ドメーヌ・ルロワの本社のすぐそばにある、まるでルロワの裏庭のような畑で、畑の6割にあたる1.23haを所有するドメーヌ・ルロワのオー・ジュネヴリエールは旗艦銘柄の一つとなっているからです。

 今や数十万円の価格のドメーヌ・ルロワのオー・ジュネヴリエールとは単純比較はできませんが、その1/30以下の価格でリリースされるジャック・カシューのオー・ジュネヴリエールは生産本数も二樽で600本程度と稀少な上に、価格面でも非常に魅力があります。

 ドメーヌ・ジャック・カシューは、少し値上がりしたとは言え、近年のブルゴーニュワインの価格高騰が激しい中で、特級、一級、ヴィラージュ、それぞれの価格帯で高品質のワインを造り、リーズナブルな価格提供してくれるお勧めの優良生産者です。

 2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。

 また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
 


【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ
    オー・ジュネヴリエール2022
 
仏語名:2022 Vosne Romanee Aux Genaivrieres

生産者:ドメーヌ・ジャック・カシュー・エ・フィス
    (Domaine Jacques Cacheux et Fils)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン



Category

Recommended