下に、レ・ドモワゼル周辺の航空写真と一級畑ピュセル側の道路から見た写真を掲載していますので、その位置関係をご確認下さい。
レ・ドモワゼルの現在の所有者は3名のみで、フィリップ・コランが0.1ha(他に父名義の区画が0.07ha)で、年に僅か2樽しかできない稀少かつ特別な存在の「幻のワイン」です。参考までに、他の所有者は、ギィ・アミオが区画の半分の0.30ha、メゾン・ファミーユ・ピカールが0.13ha)所有しています。
2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。