モンテリ・ブラン 2019[ドメーヌ・デ・コント・ラフォン]

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販売価格 23,980円(税込)
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白の最高峰生産者コント・ラフォンが生産量の90%が赤のアペラシオン隣村モンテリで僅かに造る村名白ワイン
「モンテリ・ブラン 2019」


モンテリの中で数少ないシャルドネの適地、村名格畑レ・デュレスの僅か0.15haの区画で造られ、主に自家消費用で、市場ではあまり見られない稀少キュヴェ


 「ムルソーのスペシャリスト」と呼ばれるドメーヌ・デ・コント・ラフォンの歴史は1894年にジュール・ラフォン氏により始まり、3代目当主となったルネ・ラフォン氏の代でドメーヌの名声は不動のものとなりました。
 「白の魔術師」とも呼ばれるコシュ・デュリとともにムルソーの双璧の巨匠と言われる白ワイン最高峰のドメーヌです。

 1989年にドメーヌを引き継いだ現当主で4代目のドミニク・ラフォン氏は、直ぐに化学薬品や除草剤の使用を中止し、1990年代前半には有機栽培、1990年代後半には全畑へのビオディナミ農法の導入等次々に改革を実施して更に評価を高めました。

 現に、2006年デキャンタ誌の「世界の白ワイン・トップ生産者10傑の2位」にランクされ、2015年には同じデキャンタ誌での世界のワインメーカーの投票による「世界のワインメーカー・トップ30」にも選出されるなど、同業者の中でもその葡萄栽培・醸造技術は高く評価されています。

 こちらの商品は、ムルソーの巨匠ドメーヌ・デ・コント・ラフォンがムルソーの隣村モンテリで僅かに造る稀少な村名白ワイン「モンテリ・ブラン2019」です。

 ヴォルネイとムルソーに挟まれたモンテリは生産量の90%が赤ワインという赤主体の小さなアペラシオンで、コント・ラフォンはモンテリ最良の一級畑レ・デュレスに1.06haを所有し、ここにピノ・ノワールを植えて赤のモンテリ一級レ・デュレスを造っていることは、ブルゴーニュ愛好家のお客様は良くご存じだと思います。

 実は、一級レ・デュレスの斜面上には、同名の村名格畑モンテリ・レ・デュレスがあり、標高300mに位置するこの村名畑のレ・デュレスは、白色泥灰岩土壌、かつ冷涼で、モンテリでは珍しいシャルドネの栽培適地で、コント・ラフォンは、ここに所有する僅か0.15haの区画にシャルドネを植え、白ワインの「モンテリ・ブラン」を造っています。下に、モンテリの葡萄畑地図と一級畑レ・デュレスから村名格レ・デュレス方面を望む写真を掲載しておりますので、ご覧下さい。
(写真でお分かりの通り、村名格畑レ・デュレスと同名の一級畑レ・デュレスの上部の区画はかなりの急斜面で、ここらあたりまでが白色泥灰岩土壌で、赤主体のアペラシオンのモンテリの中では数少ないシャルドネの適地です。この斜面を下ると表層土は褐色を帯び、層も厚くなり、モンテリで最もボディの大きい赤ワイン「モンテリ一級レ・デュレス」を生む畑となります。)



 上述の通り、モンテリは生産量の90%が赤ワインのため、「ムルソーの従妹」とも形容され、丸みがあって、すっきりした酸味のあるモンテリの白は非常に珍しく、中でも0.15haの小さな区画から造られるコント・ラフォンのモンテリ・ブランは大変稀少なキュヴェです。

 コント・ラフォンのモンテリ・ブランは、日本の関係書籍や資料には全くデータがありませんでしたが、下の通り、ドメーヌの公式WEBサイトにモンテリ・ブランについての記述が掲載されております。



ドメーヌの公式WEBサイトでは、モンテリ・ブランについて次の様に説明されています。

 『一級畑レ・デュレスの上に位置する村名畑レ・デュレス [AOC Montheie-les-Drresses Blanc]に所有する0.15haの小さな区画は、斜度28%という東向きの急斜面の畑であることから、馬による耕作と手摘みで収穫されます。
このモンテリ・ブランは、1996年植樹のシャルドネで、当初は収穫の際にドメーヌでの自家消費用に造られておりましたが、最近では、ボーヌの幾つかのレストランのワインリストやパリ・ニューヨークの一部特定のワイン卸商が取り扱っています。』
(ドメーヌの公式WEBサイトからの要約)

 つまり、当初は収穫の時にドメーヌの人たちが自家用に飲んでいて、市場には全く出回っていないモンテリ・ブランでしたが、最近は樹齢も20年を超え、ムルソーの従妹と呼ばれるほどの素晴らしい品質であることからレストランや一部特定の卸商で取り扱うようになったものです。

 とは言え、僅か0.15haの区画で造られる稀少白ワインのため、日本への輸入量も少なく、コント・ラフォンのモンテリ・ブランをご存じでない方もおられ、コント・ラフォン愛好家の方には必見の銘柄です。

 また、2019年のコート・ド・ボーヌ地区は4月〜5月に五回にわたる霜害の影響で、畑によっては30%〜70%収量が減少しています。しかし、その後の天候回復と収穫期の温暖な気候のおかげで、「葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。

 また、輸入元からの情報では、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンの2019年ヴィンテージは、フランス内外での元々の人気に加え、霜害による収量減により、多くの需要に応えることができず、日本への輸入量も大きく減少しています。
 

 こちらの商品は、明治34年創業のさいたま市の老舗酒卸商松澤屋様がリーファーコンテナで直輸入したもので、2023年3月15日に当店に入荷し、現在は店舗内セラー保管商品です。しばらく休ませた後にエノテカ那須レンタルセラーに移送しますので、移送後は価格は変わります。また、コント・ラフォンの日本の代理店はエノテカ様ですが、エノテカ様ではこの銘柄の取扱はございません。
【商品内容】
商品名:モンテリ・ブラン 2019

仏語名:2019 Monthelie Blanc  

生産者:ドメーヌ・デ・コント・ラフォン
   (Domaine des Comte Lafon)

容量 :750ml
タイプ:白ワイン




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