ドメーヌ名称の由来となったドメーヌ自慢の銘醸畑
「ヴォルネイ一級クロ・ド・ラ・ブス・ドール2018」
ブルゴーニュ公、フランス国王、ボーヌ公が所有していた由緒あるモノポール
*飲み頃も近く、価格面でもお買い得な蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ
このドメーヌの名前の元となったクロ・ド・ラ・プスドールの畑が最初に記録に登場するのは1272年という古いもので、ブルゴーニュ大公家が所有しその後、フランス王家のものとなった由緒ある畑ですが、「プス=Pousse」とは、「若芽とか新芽」の意味ですから、プス・ドールは、直訳すると「黄金の新芽」となります。
ところが、1967年にフランス政府が、ドメーヌが一つの畑のワインしか造っていない場合を除き、葡萄畑の名称をドメーヌ固有のものとして使用することはできないと決定したことから、ドメーヌの名称はそのままにして、同名の畑の方を「ブス・ドール(Bousse d'Ore)」と改名した経緯があります。
その名称の推移は別にしても、この面積1.94haはドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールの単独所有する畑で、斜面が南東向きで午後の日照時間も長い立地で、そのワインは豊かで濃密な味わいを持つ、ヴォルネイの最上ワインとして知られます。
現所有者の前に一時DRCの所有者であったジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェが所有していたこともありましたが、この由緒ある葡萄畑を持てたことを非常に誇りに思っていたようです。
下の写真は、クロ・ド・ラ・ブス・ドールのゲートからドメーヌの邸宅方面を望む写真です。併せて、ドメーヌ・プス・ドール周辺のヴォルネイの葡萄畑の航空写真も掲載しておりますので、その位置をご確認下さい。
こちらの商品は、2023年2月入荷の蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ「ヴォルネイ一級クロ・ド・ラ・ブス・ドール2018」です。
ドメーヌ・ド・ラ・プスドールには、もう一つ有名なモノポール「クロ・デ・ソワサント・ウーヴレ」があり、この両者はいずれも甲乙つけがたいヴォルネイ最上ワインとなっています。また、プス・ドールの邸宅の前庭のように広がるクロ・ドーディニャックも、クロ・ド・ラ・ブス・ドールと似た土壌と下層土を持つプス・ドールの三つ目のモノポール一級畑です。
2018年のブルゴーニュは、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。
こちらの商品のインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ヴォルネイ一級
クロ・ド・ラ・ブス・ドール2018
仏語名:2018 Volnay 1er Cru
Clos de la Bousse d'Or
生産者:ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール
(Domaine de La Pousse d'Or)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン