名門リュルトン家が所有し、創設以来一貫してマルゴースタイルの堅実なワイン造りを続ける格付け第2級シャトー
「シャトー・ブラーヌ・カントナック」
優良年2015年の中でも特に傑出した出来栄えとなった「シャトー・ブラーヌ・カントナック2015」
シャトー・ブラーヌ・カントナックの名称は、[カントナック(Cantenac)]がマルゴー村の南に位置するカントナック村、[ブラーヌ(Brane)]が、1806年当時の所有者でブラーヌ男爵の名に由来します。
シャトー・ブラーヌ・カントナックに隣接してシャトー・カントナック・ブラウンがあり、名称も金色のエチケットも似ているので、少し紛らわしいのですが、同じカントナック村の名称を持つだけで、兄弟シャトーという訳ではなく、また、シャトー・ブラーヌ・カントナックはメドック格付け第2級の格上シャトーです。
シャトー・ブラーヌ・カントナックは、ゴルス家が18世紀に創設したシャトーで、ムートン・ロートシルトを所有していたこともある貴族のエクトール・ド・ブラーヌ男爵が1833年に購入、その当時から傑出したワインとの評判をとっており、1855年のメドック格付けでは第2級の栄誉に輝きました。
その後、1866年に当時シャトー・ディッサンを所有していたロイ家に売却されますが、その時代には、第1級シャトーと同等の売価で取引され、第2級のトップとして評価されていました。
現在の所有者は、ボルドーの名門リュルトン家で、1925年に取得して以降、畑や醸造設備への資金投下や日々の技術改良により、格付け第2級に相応しい品質を守り続けており、絹のように滑らかで、複雑味とエレガンスを備えたマルゴータイプのワインを造り続けており、ワイン評論家の評価も高く、2000年代はパーカーポイント90点台の高得点を常に獲得しています。
こちらの商品は優良年2015年ヴィンテージの「シャトー・ブラーヌ・カントナック2015」です。2015年のマルゴー地区のワインについては、ベリー・ブラザーズ&ラッド社ヴィンテージ・レポートで、「2010年以来の優良ヴィンテージと言われる2015年の中でもマルゴー地区は抜きん出て、他をリードしている」と述べており、マルゴー地区に位置する他のシャトーと同様、シャトー・ブラーヌ・カントナックも素晴らしい仕上がりになっています。
2015年のシャトー・カントナック・ブラウンのセパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロー26%、カベルネ・フラン3%、カルメネール1%で、パーカーポイント[92点]です。
こちらは2021年6月中旬に当店に入庫したラックコーポレーション輸入のシャトー蔵出し品で、店舗内セラー保管商品となります。
商品名:シャトー・ブラーヌ・カントナック 2015
[メドック格付け第2級]
仏語名:2015 Chateau Brane Cantenac
[Deuximes Cru Classes Du Medox]
容量750ml 赤ワイン