ヴォーヌ・ロマネ2019 [ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 11,990円(税込)
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ブルゴーニュ屈指の名門ドメーヌの末尾に9の付くジンクス通りの優良年の正規品「ヴォーヌ・ロマネ2019」



3区画の葡萄をブレンドして造るヴォーヌ・ロマネの見本とも言うべきキュベ

 ヴォーヌ・ロマネのワインを語るときに欠かせない名門中の名門、グロ家ですが、ヴォーヌ・ロマネには、”グロ”の名前を冠するドメーヌが4つ存在します。
 
 グロ家の歴史は1804年生まれのアルフォンス・グロが1830年にドメーヌを設立したことに始まり、その息子ルイ・グロが19世紀半ばにはドメーヌ元詰めワインを販売し、家業を発展させます。

 ルイ・グロにはジャン、フランソワ、ギュスターヴ、コレットの4人の子供がいましたが、1963年のルイ・グロの引退時に4人の子供が2組に別れ、グロ家の畑は二つのドメーヌに分割されます。そして、ギュスターヴとコレットが設立したドメーヌが、こちらの「グロ・フレール・エ・スール」です。 

 しかし、「グロ・フレール・エ・スール」には後継者がいなかったことから、ジャン・グロの次男ベルナールが、叔父叔母が所有していたグロ・フェール・エ・スールを1980年より継承し、1984年に叔父のギュスターヴ氏が亡くなると、叔母のコレット女史を支え、抽出と新樽の強いスタイルを打ち出します。機械好きのベルナール氏は、果汁凝縮機や最新の醸造技術を導入、エキゾチックかつパワフルなスタイルのワインを造り出しました。

 そんなブルゴーニュ屈指の老舗名門ドメーヌ、グロ・フレール・エ・スールですが、2016年ヴィンテージより息子のヴァンサン氏が醸造に加わることで、一気に新世代の風が吹き込みます。

 2016年と2017年ヴィンテージは、ヴァンサン氏の進言で、父ベルナール氏との話合いの結果、酸化防止剤である亜硫酸の不使用(サン・スフル=Sans Soufre)を決断し、長年築いてきた父のスタイルである『抽出が強く飲み応えがあり、果実の甘みを感じるパワフルなワインのスタイル』を尊重しつつ、全行程における酸化防止剤の無添加に挑戦したのです。

 グロ・フレール・エ・スールの造る全てのワインをサン・スフルにするという決断は大胆かつリスクも伴うものでした。適切な保管環境に置かれなければ、すぐに劣化した状態になるからです。そして、2016年、2017年と試行錯誤を重ね、2018年からは極少量の酸化防止剤を使用することで、葡萄のピュアな果実味、ナチュラルさが前面に出たスタイルを確立すると共に品質の劣化を防ぐことに成功し、これにより名門グロ・フレール・エ・スールは、世代交代により新たな飛躍のスタートをきったと申せます。

 ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールは、ブルゴーニュ屈指の老舗名門ドメーヌであるだけに、トップ・キュヴェのリシュブールを筆頭に、多くの銘醸畑を所有しています。

 こちらの商品は、豊通食料輸入の蔵出し正規品の村名「ヴォーヌ・ロマネ2019」です。

 グロ・フレール・エ・スールはAOCヴォーヌ・ロマネに[La Fontaine de Vosne]、[Au-Dessus de la Riviere]、[Aux Communes]の3区画、合計1.5haの村名格畑を所有しており、この3畑の葡萄をブレンドして造られるヴォーヌ・ロマネは、華やかで複雑なアロマが魅力の、グロ・フレール・エ・スールの入門編的キュヴェであり、ヴォーヌ・ロマネの見本といっても過言ではないスタイルが魅力です。
 
 また、ブルゴーニュの2019年は、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことで、お薦めのヴィンテージです。  


 こちらの商品のインポーターは豊通食料のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ2019 

仏語名:2019 Vosne Romanee

生産者:ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
     (Domaine Gros Frere et Soeur)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン


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